世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

デパペペのインストde委員会


先週の続きで、シールドづくり、第二回。
服装も同じなので、そのまま続けて収録しているのでしょうか?


室内。
色とりどりのケーブルがテーブルに置かれています。


三浦「はい」

三浦拓也
DEPAPEPE


三浦「えー、ということですね、えー、さっそくケーブルづくりをしようかなと思うんですが。ご紹介しましょう、えー、ギター職人の、川畑完之(カンジ)さんです」

ギター職人
Kanjiさん


川畑「(頭をさげて)よろしくお願いします」
なぜかtvkのロゴ入りTシャツを着ている川畑さん。



川畑「(シールドの保護皮膜に、カッターナイフをすこしいれて)まあ、とりあえず中がでてくるぐらい剥きつつ、これぐらいまで、中が見えるほど剥けたら、ちょっとむりやりひっぱってもいいのかな」
三浦「むけた」
川畑「(渡す)はい」
三浦「……僕、なんにもしてない。よっしゃ!」
川畑「アミ線がこうやって重なっているので(皮膜の内側の芯は、ファイバー状の線で覆われています)、それをなんか、剥いていくんすよ、ばらしていくというか(細いもの先でわけてゆく)」
三浦「想像よりも相当めんどくさい。へへへへへ。僕はもう、秋葉原出た時点で8割終わってるんかなと思ったら、まだ2割ぐらいしか終わってなかったです」



川畑「この後のに、(アミ線を)なじませて、その黒いのごとまきこみます、するとこういう太ーい、あの、ねじれた線が。これでプラスとマイナスで」
三浦「はい」
川畑「(Y字型にわけて)二本」


黙々と作業する二人。


川畑「地味ーな作業」
三浦「はい。朝っぱらから、みんな(テレビでこの模様を)見て、“なにしてんだ?”って」
川畑「コンサートを支えるスタッフが。みんな、がんばって」
三浦「そうすよね」
川畑「そうす」
三浦「僕らは、そうとも知らずに、ガッとさして(手振り)、ジャーンとひいて(手振り)、換える。こんなこと、徳岡さんは知らないから(優越感で自分を扇ぐ身振り)。ぜんぜん」


川畑「(ハンダを、アミ線の根元から先へつけていきます)あっためて、流してってやると、ここの線にハンダが染みてくるんで、染み込ませながら、下へドロドロドロとおろしていく、そうすると、ここに全部ハンダがついて、これがあの、一本の硬い棒(指ではじく)に、なってくれるんで。……(三浦さんに)あんまり、つけすぎると、ちょっと僕は」
三浦「おおー。(針金で余分をとります)かえして」
川畑「お、うまい」
三浦「ちょっと、はぐれメタルみたいになってる」
川畑「そうそうそう、中学校の時、これでみんな、はぐれメタルつくってた。(コテに)ついたりすると、ぱっーと、あの、下に投げると、ここにぴたっと、はぐれスライムがいっぱいできる。うまいやつはほんとにメタルスライムつくってた」
三浦「メタルスライム。いいっすね」
川畑「かなりあの、高等な技術で」
三浦「(笑ってのけぞり、額を押さえる)この最後に、ピッてはねるのが」
川畑「そうそうそう」


作業しつつ、あたりを見回す三浦さん。


三浦「シールド買いすぎましたね? そうとう多いすよ、これ」


以上。


いいんですけど、三週間ひっぱるネタじゃないよコレ(汗)
私もアンテナ系のものくっつける時は、線ぐらい剥きますが……ハンダは怖いからやったことないですけどね。
(技術が必修じゃない時代の子なので、たまにソンしたと思う時もあります)