なぜならサムはフロドを追って、最後、パラダイスで永遠に、結ばれるからです(原作)。
という話。
『指輪物語』の作者としてあまりに有名になってしまったトールキンですが、彼が本当に出したかったもの、彼が表現している彼の内的世界は、ただのファンタジーではなかったということが、伝記や『シルマリリオン』を読むとわかってしまうよ、というのがこちらの論文「“父子愛”と囮としてのヘテロセクシュアル・プロット」↓
http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/index.html
ファンタジー愛好者や、児童文学愛好者が、決してみようとしなかった事実。
トールキンは息子の一人を溺愛していましたが、その息子はいまだ、トールキンの原稿を整理し、出し続けています。果たしてそれは単なる親孝行であるのか、という話。
トールキンの作品を知らないと、読む時すこしひっかかるかもしれませんが、大変面白いです。
伝記、ちょっと読みたくなりました。
拍手ありがとうございました。
今日までなんとかがんばってきましたが、夕方からついに熱がでてきました。
明日、仕事、いけるかな……おやすみなさい。