世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

「五人組?」って思わず母に聞き返してしまいました


町内会で「災害時に支援のいる人、反対に支援にまわれる人、家族構成についてお知らせください」という用紙がまわってきました。
相互扶助のために情報をください、ということなんですが、思わず歴史の時間に習った「五人組」という言葉が思い浮かんでしまいましたよ。
wiki先生「五人組」(日本史)↓)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E4%BA%BA%E7%B5%84_%28%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2%29


「これ、書いてほんとうに役にたつのかしら? 若かろうと、今時点で健康だろうと、大怪我をすれば、支援される側になるのに」などと思いつつ書きました。
ご近所づきあいをしていない私でも、さすがに隣接してる一軒家に住んでいる(同じ班の数軒)の人たちの家族構成ぐらいは、だいたいわかっているのですが。
ただ、ご近所さんと世代がずれている(同世代の人は転居したり結婚して出ていったりしているので、あまり地元にいない)ので、あまり交流がないのは事実なんですが。


うちを含めてご近所は、海軍が地主さんから買い上げた軍の官舎で、技官の人が住んでいたのです(もちろん関係ないご近所さんもいますよ)。だから、幼い頃は、あの家とこの家とその家は、祖父の仕事仲間の人の家という意識があって(家の間取りも基本は同じだったようです)。平和になってからは、みなさん黙々と別の仕事をして暮らしていたわけですが、大変だったんだろうな、と。もう皆さん、全員お亡くなりになっていますが、あんまりお互いを知っているというのも気詰まりではないのかしら、と思ったりもするのです。祖父の後輩の人がやっている時計屋さんで、時計を修理してもらったことがありましたが、年月がたつにつれ、祖父の名前を出すのも妙な感じになり、そしてその店も……。


夜の余震が続いていますね。
(さっき思わず変な声が出てしまいました)
安心して眠れる日がくることを、祈るほかに手はないのでしょうか?