世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

という言葉が正しいのかわかりませんけれども。


川崎賢子さんの講義を聴いてきました。
http://www.bungakukan.or.jp/annai/annai.htm#nikuhitu

様々な意味で「マイノリティ(少数派)としての私」を生きながら、

のところあたりを、もうすこし詳しく聞きたい感じでしたが、貴重な肉筆資料(門馬千代さんが口述筆記した部分は筆跡が違う)なども手元に広げた形で見られましたし、吉屋信子の手紙には必ず「奥様によろしく」があるというお話など、なるほどなあ、と思うところもあって、よかったです。
サインもいただけました……。
為書きはどうしますか?」と優しくきいてくださいました。
サインいただいている間に、少しだけお話も。
さすが、慣れてらっしゃる。


『少女日和』(1990)の頃から川崎さんファンであるにも関わらず、今まで一度もお会いしたことがなく、それでも、そのあとを追いかけて独学でポツポツと読んだり勉強したりしてきたことが、そんなに間違ってはいなかったというのがわかった日でした。そうですよね、そっちの方面にも広がりますよね、というか。
私も私の結論を出して、実作にいかしていかねば。


半年前から楽しみにしてたんですが、行けて、ほんとうによかったです。
これで体調が万全だったら、いうことなかったんですけどね。
面白い講座があったら、近代文学館、またいってみたいですね。
ところで駒場公園って、文学館の他に、前田邸が二つも移築されてたりで、ちょっと不思議な空間でした。緑が多くて落ち着くんですが、普通の公園ではない感じ?