世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

人生がときめくパール文庫の魔法


「パール文庫」というレーベルがあるのは知っていました。
真珠書院というところが、昔の小説を表紙だけ今風にして出版しなおしているという。
ラインナップはこんな感じ。


http://www.shinjyushoin.co.jp/book/paperback/


そちこちで話題になっていたので、気にはなっていたんですが。
ツイッターで、今後の刊行予定について、こんなあれこれが。

‏yamada5 @yamada_5 2月3日

【パール文庫刊行予定】『アリス物語』(ルイス・キャロル)『紫の謎』(松本泰)『林檎』(長谷川時雨)『奇巌城』(ルブラン)『ゆめの花』(三宅やす子)『地下鉄サム』(マッカレー)『野菊の墓』(伊藤左千夫)『古城の怪宝』(ドイル)『西遊記』(宇野浩二)『秘密の花園』(バーネット)

北原尚彦 ‏@naohikoKITAHARA 2月4日


パール文庫刊行予定のルブラン『奇巌城』、マッカレー『地下鉄サム』、ドイル『古城の怪宝』は昭和三年の小学生全集『少年探偵譚』が元本であろう。だとすると「菊池寛」訳であるぞ!


ドイル『古城の怪宝』とルブラン『奇巌城』は絶対買う>パール文庫近刊。菊池寛訳の『奇巌城』は、珍しくホームズではなく「ショルムス」が登場するんだよ


菊池寛訳/ドイル原作の『古城の怪宝』は、『四つの署名』が原作です。


なにそれ。
ちょっと読みたい。
どんな風に翻案してるんだろう?


『古城の怪宝』って雰囲気ありますが、むしろドイルじゃなくて、ルブランの翻訳みたいですよね。
最近、ドイルはチマチマ読み返してるんですが、子どもの頃の印象と、本当のドイルが、だいぶかけ離れていることに気付きました。
あと、古い翻訳の方が、なんとなく読みやすいです。昔の小説は昔の文体で読む方が(今の翻訳の方が正しくても)、しっくりきます。
ドイルは深町さんの新訳も読んでみたいなー!


あ、宇野浩二の『西遊記』も、気になりますね……