世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

馬鹿にするって、大したことでないと思うかもしれないけど。


日本ってもともと、近代まで「そういうものがある」として大らかに認められてた国なので、イコール殺すという過激な展開はそう多くはない訳です(あるんだけど)。
馬鹿にするって、大したことでないと思うかもしれないけど。
恋愛って一人じゃできないんですよ。
自分の家族をまきこむ。相手や相手の家族もある。お前は跡取りだからって無理矢理結婚させられるというようなことは(私は信じたくないことなんだけど)、この現代日本においてもよくある話です。そういう社会で、ずっと好きな人と一緒にいたいという自然な願いが無視されて、自分も相手も血縁も、何十年も馬鹿にされ続けたらどうか、ということを考えてみてください。耐えるのはとても難しいことでないでしょうか。
まだ打ち明ける前から、命の瀬戸際まで悩み続ける人もいます。それは自分の中の矛盾もあるでしょうし、相手に迷惑がかかるだろうと思うからです。


でも待てよ、と思う訳です。
悪いのは恋に落ちた人?
馬鹿にする人?
どっちなの?


見ないふりされる方が、さらに悪かったりするんだけどもさ……。