世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

この時期、恒例の行事として。


印刷会社から、紙見本が送られてくると、ときめきます。
「うわー、この紙つかいたい!」と思うわけです。
私のセンス不足だったり、値段的に折りあわなかったり、印刷会社の方から「この紙は使えなくなりました」(諸事情による終了のお知らせ)にいわれたりして、なかなか思ったとおりにいかないものなんですが。
ひとつの理想は、大陸書房版の『子どもたちは夜の住人』の表紙なんですが。
透きとおるカラーインクを、パール系の紙にのっけて、キラキラさせたい。
表紙がむずかしかったら、硬質の遊び紙をいれて、中表紙にひとつフルカラー、でもよろしい。
最近、あまり色気のある本をつくってないので。
やりたいです。ここ二年ぐらいのうちに。ええ。
だって、考えるだけならタダ。妄想は自由。


ほんとにセンスあるひとは、一色でも二色でも三色でも四色でもめちゃくちゃカッコイイということは知っているので、自分も頑張って勉強しろよとは思うんですが。
白地に金あたりは、比較的挑戦しやすい気がするしね。
それこそプリントゴッコでコピー本とかでも、やれそうな?(まだインクやフラッシュバルブは売ってるんでしょうか)
あ、紫のマーメイドに白抜きなら、やったことありましたね(B5サイズにカットした紙が余ってたんだ)。


まあ、その前に中身をがんばれって話なんですが。
そろそろ打ち合わせもやらなきゃ……大まかな構想とイメージぐらいは伝えられるようにしておかないとね。