世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

あそこの図書館も、いつか利用したい


というわけで、昨日の日記でも書きましたが、光文社にいってきました。
http://www.mys-bun.or.jp/course/index.html


こういうところに行って、あらためて思うのは、自分の進歩のなさであるとか(学生時代で知識がとまってる)、自分の仕事してなさ、なわけですが。
それでも、話をきいて、ちゃんとわかって、笑える自分がいて。
私は研究者でもなければ、推理小説プロパーの人でもないはずなんですけど、基本的なところは一応押さえているんだな、と安心もするわけです。


もちろん、講師のみならず、参加者がプロとか先生とか研究者なので、はなしがうまい、というのが、最大の理由なわけですが(北村薫は高校の国語教師だったんだから、ネタがひとつでもあれば、一時間しゃべるのなんて楽勝でしょうよ、と思ったことですが。国語の先生というのは、そういうものだからです。国語と体育の先生は、それだけの言語能力がないと、なれないのだ*1)。
あと、中村メイコさんのお父さんの話は知らなかったので、興味深かったです(というか私も「田舎のバスはおんぼろぐるま〜♪*2」といわれてもわからない世代です。母は知ってました。おとうさんの話も)。


ところでこの企画、久生十蘭を、川崎賢子さんか浜田さんでやらないか、という話もでたらしいんですが、今回は却下されてできなかったとか(なので今回、久生の回はなかった)。
次があったら、ぜひ企画を通してください、権田さん!
川崎賢子さんの話は、ききたいと思いつつ、この二十年来、果たせないできたので……。

*1:体育の先生の場合は、間違った指示を一言はっしただけで、死人が出る可能性があるためです。

*2:http://www.youtube.com/watch?v=jpGTrCmdpPI