世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

sakusaku屋根の上、二日目。


三原「さあ、といういうわけで、今週のゲストはDEPAPEPEのお二人でーす」

DEPAPEPE
(デパペペ)
神戸出身のインスト・ギター・デュオ

三浦「よろしくお願いします、DEPAPEPEでーす」
徳岡「しまーす」
三原「よろしくお願いしまーす」

三浦拓也    徳岡慶也
(みうらたくや)(とくおかよしなり)

ヴィン「いやいや、今ね。ちょっとカメラの回ってないところで、勇希ちゃんと徳ちゃんの、ボケとツッコミがあってね」
徳岡「そうとうね(三浦さんに向かって)、僕に向かってですよ、犬なついてますかって、いわれた」
三浦「昨日の話が。んふふ」
徳岡「なついてるかどうか訊くのは、すごい失礼な話ですよね」
三浦「飼ってるんですもんね」
徳岡「飼ってるんです、僕の犬ですよ?」
ヴィン「基本的に“失礼な女子大生”なんでね」
三原「やめて、そのキャッチフレーズ」
徳岡「唯一気になるのが、そこやったんかなっと思って」
三浦「あんだけね」
ヴィン「あんだけいろいろね」
徳岡「なんか他のこときいて欲しかったっていうか……」
三原「なんかしゃべりたいと思って」


ヴィン「まあまあまあ、そんなわけで、今日はですね、なんと拓ちゃんは、ええとこれはね、“ウォーキング・ダイナソー”を見に行きました」
三浦「そうなんですよ」
ヴィン「これなに、ウォーキング・ダイナソーって」
三浦「あの、“ウォーキング・ウィズ・ダイナソー”ってゆって、あの、そのー、すごいね、ショーなんですよね、簡単にいったら。で、その、実際に恐竜が生きてるかのように、そのまあ、ちょっとロボットの技術とか、まあ中に人が入ってたりとかはするんですけれども。要はその、恐竜ロボットみたいなものは、展示会とかでよくあったりするじゃないですか。あれはもう、機械がまんま動かしてて、あのー、見えないところはもう、たとえば再現されてなかったりとか、まあ上半身だけやったりとかするんですけど、今回のやつはその、恐竜が動き回るっていう。アリーナとかでやって、その、実際に生きてる生態みたいなものを」
ヴィン「デカいのとかを」
三浦「デカイのとかを」
ヴィン「ええ?」
徳岡「着ぐるみ?」
三浦「着ぐるみぐらいのも、ですから中に機械が入ってたりとかするんですよ」
徳岡「ディズニーオンアイスの、恐竜版みたいな?」
ヴィン「すごいね」
三浦「そうそう(ちょっと顔色かえて)、なんでディズニーオンアイスをひきあいにだしたんです」
徳岡「いや、僕は違いますよ、よかれと思って」
三浦「まあ、わかりやすい」
徳岡「恐竜を知らない人にもわかるように、よかれと思って」
三浦「ショーみたいなね」
ヴィン「まあまあまあ(仲裁)。ちょっとなんかね、えっと写真がある、ということで」
三浦「そうですね」
ヴィン「ちょっとみてみましょうか」

「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」に見に行ってきました。 by三浦拓也

(↑恐竜の口のような大きなセットがうつっています)


ヴィン「うわ、でけ」
三浦「この口みたいなところから恐竜が出てくるんですけどね。まだ開演前で、開場中にとったんですけど」
徳岡「人気あってチケットとれないんですよね」
三浦「そうなんですよ」
ヴィン「大人気。大人気。へえー。じゃ、次行ってみましょうか」
三浦「ごめんなさい、これしかないんです」
ヴィン「えー!」
三浦「違うんです、違うんです、違う」
ヴィン「おーい!」
三浦「あの、なんですか、その。フラッシュ撮影はご遠慮下さい、っていう言葉に負けて、なんか、撮られへんかったんです」
徳岡「ま。そらそうやな、そらそうやな」
ヴィン「そりゃそうかもしれないけど、だったらなぜこの企画を?」 
三浦「いや、な……」
ヴィン「見たいじゃん! どんだけデカイ恐竜が出てくるのか、あそこから!」
徳岡「(そっと話題転換。三浦さんを指さして)人を、なに、なに時代の恐竜に、たとえてくれますよ?」
三原「えー! ききたい、ききたい」
ヴィン「たとえば俺とかは、なん」
三浦「僕はね、白亜紀やと思うんですよ。あのね、ちょっとね、メチャメチャどメジャーな白亜紀の、まあ肉食やとは思うんです、一応ね。肉食なんですけど、どメジャーなヤツっていうよりは、あの、もうちょっとね、こう、知ってる人が知っててニヤッとする、「カルノタウルス」」
ヴィン「なんだそれ、カルノタウルス? なんか軽くね?」
三浦「いや角とかあって、ちょっとメタルな感じがして、角がはえてるんですよ、でも、ティラノサウルスより大きくて、角がはえてるの他にもいるんですけど、カルノタウルスはもうちょっと強そうな感じ。まあ、大きい個体もあるし。まあ、カルノタウルスかな、と」
三原「私は、私も、たとえてほしいんですけど」
三浦「わね、えーとね」
三原「恐竜占いみたいな」
三浦「そうすね。ええとね」
ヴィン「失礼な恐竜」
三原「可愛いめな」
三浦「そうすね、見た目的にも可愛らしくて、そのー、たぶんねー、最近みつかったヤツでちょっと例えたいんですけど、これも白亜紀にしときましょ。白亜紀の中で「メイ」っていうね、中国で見つかったやつ。「メイ」、これは、あの、まあ、中国語でその、「眠っている状態の竜」みたいな意味があるんですけど。ええとね、あの、こう(両腕と右足を縮めて眠っているらしきポーズをとる三浦さん)寝ている状態の化石に」
ヴィン「よくそういう化石あるよね」
三浦「で、いわゆるその形、眠っている状態のような(何度もポーズしつつ)、死後硬直、いろんな状態でぐちゃぐちゃになってたりとか、ばーんとやってるのじゃなくて、たぶん寝てた状態で化石になってしまって、なんか、そういう可愛らしいね、「メイ」っていう恐竜が、いるんです。そいつがおったことによって、その、やっぱり恐竜から鳥類に進化したんじゃないかっていうのがすごいね、あのー、明確になったっていうか。だからやっぱ、恒温説があったり、一応爬虫類でも、そのなんていうんですか、一応、恒温、こういう寝方はするんですけど、やっぱ鳥類に見られる寝方が自在にこう、体温を守ってて、そういう寝方をしてたんじゃないかっていう、まあ、メイっぽいなっていうか。まあ、名前的にもね」
ヴィン「すげー、恐竜くん」
三原「おー! なんか嬉しいー」
ヴィン「恐竜くん、ヤバイね?」
三原「ヤバーい、ていうかブレイクするんじゃないですか」
ヴィン「なんだっけ、俺の時は」
三浦「カルノタウルス」
ヴィン「軽くてかるくて?」 
三浦「軽い、ちゃいます」
ヴィン「カルノカット? カルノタウルス? カウルノタウルスね? あー、おぼえとこ、角はえてる。自分では、自分はどう思う?」
三原「それ、気になりますね」
三浦「あ、自分ですか?」
ヴィン「ヒゲノサウルス?」 
三浦「ヒゲノサウルス、いや、自分、あー」
ヴィン「サーフィントップス?」 
徳岡「(手を打って)ハハハハハハハ」
ヴィン「ねえねえ、なに?」
徳岡「サーフィントップス! 見てみてぇ。サーフィントップスって」
三浦「自分かあ。サーフィントップスか、ああ、いいかも。でも、なんやろ、自分が好きなのは、ヴェロキラプトルちゅーので」
ヴィン「え、ヴェロキラプトル?」
三浦「えー、なんや、えー、ジュラシックパークで有名になった、あのー、人と同じぐらい大きさのやつ、いたじゃないですか」
ヴィン「はいはい、ちっちゃいやつ」
三浦「あれが、凄い好きなんですけど、ただ、あの、ほんとは、ほんとのヴェロキラプトルちゅーのは、あんな大きくなくて、もっとちっちゃい」
ヴィン「もっとちっちゃかったの」
三原「へー」
三浦「だから、あれぐらいのイメージでゆうと、ユタラプトルかな、とか。ユタラプトルっちゅーのもいるんですけど、その時のヴェロキラプトルは、その、まだ、ジュラシックパークをつくる時に、あの、そんなにね、学術的にそこまで情報がないままに、もう、見切り発車で、あの、映画撮影始まってもうたから、ヴェロキラプトルの生態わからんまま、もう、ユタラプトルとたぶん同じような仲間やから、それぐらいの大きさでつくってまえってちゅってああなってるんですよ。だから、実際はヴェロキラプトルはユタラプトルって、いうか、違うんですけど、ヴェロキラプトルの再現はユタラプトルで、ジュラシックパークの中では……」
ヴィン「(三浦さんの早口をさえぎって)もういいよ、わかんないよ、ラプトルラプトルって。なにがラプトルなんだよ、ほんとに。ラプトル何回いった、今、ほんとに」
三浦「なんかそういうのがね、感じが」
ヴィン「なんとかラプトルなんですよ、要するにね」

■〜デビュー5周年〜夏のワンマンライブ2010 夏祭り☆夏アコギ☆■
8月21日(土)日比谷野外大音楽堂
詳細は→www.sonymusic.co.jp/Music/Info/depapepe/

ヴィン「まあまあそんな感じでございまして、わー、今日は恐竜話一色ですよ、ほんとに」
三原「ねー、恐竜くん」
ヴィン「じゃあね、あの、明日は、なんとですね、デパペペのお二人が、韓国でメタルのイベントに参加した、ヘビーメタル。ってそのへんの話をね」
三原「えー、ソレもヤバーイ、ヤバイ」


以上。
三浦さんの恐竜話は濃いですが、すくなくともサーフィン話より聞いてもらえている感じが(笑)
そしてネコ派の三浦さんが、「犬はなついてて当たり前」に素直にうなずいてるのが、その、個人的にはツボでした。



拍手ありがとうございました。
金曜日は生演奏らしいので、あんまりトークもないかもですが、それまでがんばります。