世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

某宅急便会社が


「荷物一個につき100円を募金にまわします」というキャンペーンをしたわけですが。
業界シェアNo.1なわけで、その100円でお客さんが自分のところを選んでくれてシェアがさらに増えるなら、ほんといい宣伝なわけで、たいして痛くもないだろうなあー、と思ったりするわけです。
「いや、痛いだろ」と思われるかもしれませんが、もし「痛む」人がいるとすれば、現場の人です。人件費を下げるのが一番楽なんだから。上の人は困らない。仕事の量が増える+貧乏人が増えるということを、忘れてはいけません。


いや、「100円を募金に回す」ことを偉いと称賛するのはまったくかまわないのですが、だったら郵便局が、義捐金の振り込みをずっと手数料無料でやってることは、どうして称賛しないのでしょうか? 当たり前のことじゃないのよ? もう、一民間企業なんですよ?


まあ、私は完全民営化は大反対なのですが。TPP絶対つっぱねろ派ですが。
だって、銀行は合併を繰り返し、年金はまともにもらえるかどうかもわからない。企業でかけた個人年金は9割消失してるわけなんですよね? 郵便貯金&保険まで民営化で食いつぶされたら、日本国民はどうやって生きていくつもりなの? そんなに飢えて死にたいの?
感情だけで民営化とかいうの、やめましょう。元々外圧ではじまったこと、そして、何もメリットがなかったのは、みんな知ってるはずです。忘れちゃだめですよ。