世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

思考実験


先日おそわったイメージワークで、実行可能なことをやっている近未来の自分のイメージを、割と簡単に思い浮かべることができたので、創作に応用してみます(というか私はエンジンがかかるのが大変遅いタイプなので、何にせよ先にイメージを思い浮かべておかないとアクションにうつれないのですが)。


私は低いテーブルの上に、ツノのように小さな山を、三つのせています。
総監督である私は、それぞれの山に時間軸とテーマを与えています。
するとどうやら、「現在」のメインキャラが弱い模様。
全体で450枚の小説なら、計算上私は45人のキャラを書くことができます。だのにメインキャラが弱いとはもっての他。ここはケチらず、資料なりなんなり突っ込んで重点的に補強するか、別キャラに取り替えるかを決断しなければなりません。
また、実際に書く際に自分が不安に思っている要素を、回避できるかどうか考えます。実は結構一般的で共感を得やすい書き方があることを発見します。それを使うかどうかは別として、不安を軽減することができます。使うなら使うで、使い方を工夫することもできる。回避せず正面から突っ込む手もあるし、後で裏からフォローすることもできる訳で。


ほら、書けそうな気がしてきたよ。


ある程度基礎が固まってきたら、今までコツコツためてきたアイデアやイメージをつぎ込みます。縦糸を通したら、それぞれの図柄が有機的に結びつけられるように順次織り上げていけばいい。


リラックスして深呼吸。もう一人の「書く」自分を意識する。
それだけのことで、安心して作業ができる。


よし。これからもやってみよう。


自分の中で「歌を歌ってる自分」はよく意識してるんですけどね(油断してると鼻歌になるので注意が必要。いきなり「hey, you listen!」なんか歌い出したらサクサカーってモロバレだ。まあすでに職場に一人いることは判明してるんだけどね)