世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

五十代の紳士が「僕」


萌えです。
現実の若者の「僕」は、甘ったれた感じがしてあまり好みませんが、年のいった人が品良く「僕は……」と切り出すと「ステキ〜!」と思うのです。でもって内容が青臭かったりしたら、もっといいです(若者差別だ!)。
そういう素敵おじさまってそうはいないけどね。
でも、「俺」「僕」「私」を上手に使い分けている人こそ、大人な感じがしませんでしょうか。
あと、一人称に「私」をメインで使う人の比率って、男の方が高くないか?
しょっちゅう「オレ」になっちゃうのは、たぶん私だけじゃないでしょ?


外回りをしているお兄さんが「僕もう31ですから。おじさんです」と叫んでいます。
31歳なんて、おじさんのうちに入らんがなー!と普通は思う訳です。実際その人は、若者らしい血気盛んなキャラクターなので。
でもなぜか、私よりこの人は「おじさん」な気がするんだ。
なんででしょう。


やっぱり単純な年月の問題じゃないんだよ。そういうのって。