世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

カンケーネーヨ系。


日曜日も出勤だったので、自転車に乗って出かけた訳なんですが。
信号前でヒップホップ系の音楽を流している、ダブダブの服を着たお兄ちゃんたちの一団にまざりました。全員自転車のってるし、顔つきからするとまだ中一か中二ぐらいです。しかし、煙草こそ吸ってませんが、アクション的にはかなり不良です。なにを話しかけても「カンケーネーヨ」としか、かえってこなさそうな雰囲気。


と思っていたら、警察のバイクが目の前を通り過ぎた時、二人のりしてた後ろの子が、そっと荷台から降りた。
あー、まだ大丈夫だ。
オバサン、彼らを追い抜いて職場に急ぎましたよ。


物凄く疲れてると、頭の中に「もうどうでもいい」以外の台詞が浮かんでこない時があります。危険信号です。周囲の言葉はほぼ雑音です。どれも大事なことじゃない、それこそ「関係ねーよ!」って言いたい勢い。この年になって今さら、「カンケーネーヨ」系のお兄ちゃんお姉ちゃんは、雑音しか聞こえてこない状態なんだろうなと共感したりする訳です。


いや、でも、聞こえている方がマシなんだよ。
何にも聞こえなくなったら、終わりだからね。


そんな訳で荷台から降りた長髪のお兄さんは、まだ大丈夫だと思われ。
むしろ「可愛いじゃん」と思った。「おマワリうるせーからな」とか言い訳しそうで。
人目気にしてるうちは、まだ平気だよ。


先日のニッポン放送で、hydeが「metropolis」を思い出の1曲にあげていた理由で、「小学校の担任だった(女の)先生と今でも交流があって、新しい曲を出すたびに送ってたんです。このシングルが出た時も送ったんですけど、送った後で、この詞はちょっとヤバイんじゃないかと……ここですね(「今にも〜・溢れそうな〜♪」の後のところ。ちょっと艶っぽい)。で、それから送れなくなっちゃって、いい曲なのに結局アルバムにも入れませんでした」と語ってたんですよ。
いや、先生はなんとも思ってないと思うよ。むしろまた送ってあげなさいよ、と思った。


少なくとも小学校の頃の担任の先生のうち、お二人が私がこのサイトやってること、ご存じですから。


カンケーネーヨ!