世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

やっとB-PASSとNEWSMAKERを買ったんですけどね。


「NEWSMAKER」、巻頭のHYDEの記事でまたすっころびそうになりましたよ。
普段演歌聴いてる人はロックは無理、だってさ。
どの口がそれを言うか!
おまえ、高校の頃、外では見栄はってヘビメタ聴いてたけど、家でOFF COURSE聴いてたんだろうが!
(おまえの曲聴いたら丸わかりやねん!)
で、“オレってロック!”かよ?
だから生暖かい視線で見られちゃうんだよーー!(号泣)
音楽ずっとやってきた三十代後半の男が言うな。ってかそーゆーこと言わなきゃ、あとはどんだけボケてもいいよ、もう。
いやもう、HYDE単体のライブには行く気はないんですけど。
CDは一応買ってるんですけどほとんど聴かなかったり。新しいアルバムも、対訳つけるほどの出来なのか? あああああ。


もちろん二雑誌を買ったのは、DEPAPEPEのインタビュー目当て。
アー写は両方とも同じなので、写真目当ての方はどっちか買えばいいと思います。NEWSMAKERの方が紙質がいいかな?
両方、19日発売の2ndアルバムについて語っているので、内容も重複してます。
「B-PASS」では、「寝待ちの月」「伯爵の恋」「青春カムバック」「SLOW SUNSET」について語って、サイパンのエピソードの続き(三浦さんがねぼけて「MEAT!」って答えたあと、徳岡さんが「スープ!」と言ったらコーヒーを出された話。これって、でぱ伝じゃなくてぺぺ伝じゃないか!)。あと、映画音楽の難しさについて徳岡さんが語ってます。80曲ぐらいつくったらしいですよ。非常にまとまったインタビューで、2ページですが買い。
「NEWSMAKER」の方では「SLOW SUNSET」「伯爵の恋」「ブラボー・マーチ」について語ってます。アルバムのコンセプトと題名についても。編集サイドの“DEPAPEPEは常に攻め”の煽り文句とともに、新しいアルバムへの期待をかきたてる記事。


ところで、両方の記事で共通している、というか、今回のアルバムのポイントとなっている「伯爵の恋」についてですが。
B-PASSではこんなこと言っとります。

徳岡「“伯爵の恋”って曲なんですけどね。ドラキュラ伯爵が普通の女の人と相思相愛になるんですけど、いかんせん本能で血を吸いたくなる、っていう葛藤の話なんです」
三浦「この曲はありえないことに、1番と2番のサビのメロディが、全然違うんですよ。ギターがそれぞれ伯爵と女の人を表していて、2つが重なるところで2人が結ばれると思いきや、っていう(笑)」
徳岡「ちなみにボクが、女役のメロディーを担当してます(笑)。弾き方的にもそっちの方があってると思ったんで」

徳岡さん、自分で“女役”言ってる……。


NEWSMAKERでは。

三浦「これは昔からネタとして曲はあって、徳岡さんからの“ドラキュラ伯爵の恋みたいにしたいんや”ってストーリーがありつつ、作った曲なんですよ。で、サビが2種類できて。だったらサビを男女に分けようってことで、1番を女メロディにして徳岡さんに担当してもらって。(中略)2番を僕が弾くドラキュラ、男メロディに分けて。で、最後はそのサビが重なりあう、男女が交わるようなサウンドにしようと。(中略)」
徳岡「たぶん“伯爵”って出てきたのは異国の雰囲気がする曲調だったから(笑)。叶わぬ恋って感じの曲調で。それで“伯爵といえばドラキュラかな”って単純な。でもドラキュラ伯爵が恋をしたら、好きやねんけど血が吸いたくなる。それは葛藤やなと(笑)。(中略)たぶん恋愛をテーマにしたのも初めてなんですけども。」
三浦「初めてのわりには“交わる”までいってるからスゴいなと(笑)。」(中略)
徳岡「しかもドラキュラですからね。恋愛がテーマなのに聴く人があんまり入り込めない(笑)。感情移入しにくいやろうな〜とは思いつつ。(後略)」

ヲイヲイ、二人とも何を匂わせてんだ何を!


ちなみに二人はドラキュラについてはあまり理解してなかったらしく、適当なボケをかましているので、編集部から「誰か二人に正しいドラキュラ像を教えてあげてください」というコメントがついてますが。
あの、本家本元、ブラム・ストーカーのドラキュラは、ドラキュラに狙われた婚約者を殺しちゃっていちゃいちゃする、あやしい男たちの物語ですよ……。


私、なんの創作も妄想もしてないですからね。
そのためにちょっと長いけど引用したんですからね?