世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

できる、という何の根拠もない自信があるからです。


書くために十代のキャラを二人ばかり降ろしていますが*1、さすがに自分のその頃がとても遠くなってきているので、じゃっかん辛い時があります。結局、自分の知ってることしか書けない訳で……。


赤木かん子は、コンビニができた80年代から子どもの世界は変わったと言います。いや、彼女だけが言ってる訳じゃないですが。私も当時は子どもだったので、それ以前の子どもがどうだったかわからない。だけど、携帯電話の普及で子どもの世界が変わった、ということは感じています。ツールの普及とモラルの崩壊の連動です。
この場合、ツールが悪なんじゃない。そのツールによって、「これはやっちゃだめ」の垣根を大人の側が簡単にとっぱらってしまったことが悪い。かつては夜中に子どもが明るい町を徘徊したり、勝手な時間に電話をかけたりは、できなかった訳ですから。今はアリです。それの何が悪いのか、と思う方もいらっしゃるかもしれないんですが、つまりその結果、悪い大人がより簡単に子どもを食い物にできるようになったんです。普通の大人も「みんなもってるんだし道具があるんだからとめられないし、それぐらいいいんじゃない」と子どもを無責任に放置しっぱなし。
そういう中で育ってきた若い人たちの考え方は、私の世代と違って当たり前な訳で。


いや、私が出会ってきた若い世代は、みんな素敵な人ばかりなんですけどね。

*1:イタコじゃないんだからそういう表現もおかしい訳ですが、まあ脳内に常駐している、ぐらいの意味ですね。