世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

仕事は仕事


新しい話題ではないんですが、今週の「ごきげんよう」に中村七之助が出ていて。
ずっと歌舞伎やってたんで、テレビドラマのラブシーンに憧れがあったそうなんですが。
映画での初めてのキスシーンが「真夜中の弥次さん喜多さん」で長瀬智也とだったので「ファンの方には悪いんですが、歌舞伎でずっと男相手でやってきたのに、また男かってガッカリしちゃったんですよね」と語っていた。まあそれはもっともな話かと思ったんですが、シーンが終わってバッと離れた後、相手役の長瀬にどうでした、と感想をきいたところ「女相手より男の方がいいです」と言われたそうな。なんでも、女優さん相手だと「リハーサルでどこまでやっていいか気を遣うし、本番の後も気を遣われるのは女優さんの方、“大丈夫でした?”と急いでティッシュもってこられたりして」と付け加えたそうな。
つまり、「俺は仕事でやってんだ、好きで襲ってる訳じゃねー!」ということですな。
ちょっと笑った。
いや、普通の役者さんだと、「ああ、彼もそうなのか」と思うところなんですが、長瀬だと「ああ、役に入ってる時と素の時は別人だからな」と腑に落ちてしまうのは何故。