世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

「機神胎動」を買ってみたんですけどね。


Nitro+の魔法ロボット物「デモンベイン」のノベライズ外伝を取り寄せました。
最近アニメ化されて、PC版の続編が出て、いろいろ話題になってるんですが、続編やるなら外伝読んでおいた方がいいという話なので……って、続編をやる気がある訳じゃないんですけども。操作性よくないって噂ですし。某格闘ゲームの二次創作を10年やってる身としてはなんですが、アクション苦手なんですよ。
だけどね、第一作、巨大ロボットにのって戦う話なのに、ノベルゲームゆえぜんぜん自分で動かせるところがなかった(選択肢で「バルカンを撃つ」とか「逃げる」「(必殺技を)撃つ」と出てきたりする訳ですが、ただそれだけ)ので、「あの機体が動かせるなら」と続編は結構期待されてた模様なんですわ。私だって「動かしてみたい」とは思うんだもの。プレイムービーなんか見ちゃうと、ちょっとムズムズする。緑川光になって「ハイパーボリア・ゼロドライブ!」と必滅奥義をやってみたくなったりする訳ですよ。
なんなんだろう、この「燃え」は。
なにによって刷り込まれているのでしょうか。
兄も弟もいる訳でないのに。


巨大ロボットヒーロー物って、日本原産というか日本特産なんですよね。
「え、ハインラインの『宇宙の戦士』は?」といわれるかもしれませんが、あれは古代からある重装歩兵、ガンダムみたいな巨大パワードスーツでなく、むしろボトムズであって。
だから、「巨大ロボットカッコイイ!」と手に汗にぎるのは、ここ数十年の、日本という国の局地的な文化な訳です(輸出されて全世界に広がってはいるけどね)。
だから、この「燃え」が時代的な刷り込みであることに間違いはない訳です。
不思議なのよねえ。


っていうかデモンベインって私にとってはロボット物じゃなくて魔法物なんで……はじめに魔術ありきなので、ロボット物のお約束(例えばおもちゃを売るためにつくられた様々なパターン)を守っているにも関わらず、根本的に違うんですよ。よりどころっていうんでしょうか。それもちょっとのめりこみきれない理由だったり。


不思議なのよねえ。