世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

先日、5月の超短編アンソロのことで、Nさんと話してまして、


書きやすい枚数(字数)の話になりました。


で、私が書きやすいのは、400字詰め換算で、3枚、10枚、30枚、50〜70枚、120枚ぐらい、という話までいたしました。


あくまで、目安として、です。


私が考えるそれぞれの枚数にふさわしい内容、ですが。


●3枚→寓話、もしくは一つのエピソードとしてなら書けます。小説にはならないです。あまり短すぎる文章は、面白くても、別のジャンルになるような気がしています。


●10枚→特定の人一人を、ある程度絞り込んで描くことができる枚数です。ギリギリ小説になります。


●30枚→1〜3シーン書くことができるので、複数の人を描くことができます。まとまりやすい枚数です。40枚でも書けないことはないです。むしろ私の代表的な作品は、40枚前後かもしれません。


●50〜70枚→5人以上の人間を出すことができますので、多少複雑な話も書くことができます。近作として「カインの神様」をあげておきます。


●120枚→いわゆる中編という長さです。100枚を超える話には、ある程度の準備が必要になってきます。この長さのものは、連作で組み立てていって、4話から5話ぐらいでまとめると、ほどよい感じの長編になって読みごたえが出てくると思います。『美少年興信所』は100枚弱から140枚ぐらいの間で書いていますね。


なんでこんなことを書いてお茶を濁しているかというと、まだ更新準備が終わっていないからです。


も、もうしばらくお待ちくださいませ。