世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

「巌窟王」第九話


いよいよ伯爵の復讐が始まった! アルベールも巻き込まれた!
しかし伯爵自身の身体も蝕まれており、果たして復讐を完遂することはできるのか!


という話のはずなんですが。
変な美青年がアルベールにライバル宣言してきたり。
フランツが♂♂宣言しちゃったり。
なにやら脱線気味ですな。


というか、フランツのホンモノさんぷりって興ざめしませんか。全国の腐女子チラリズムを好みますよ。あれじゃいくらなんでもロコツすぎる。
なにしろ、自分の婚約者に横恋慕してる男に、自分は♂♂宣言ですからね。
アルベールが伯爵に介抱されているその場でもって、結婚できなきゃ幸せにできないのかとか、愛する気持ちはとめられないとか、演説ぶちかましまくり。しかもその都度アルベール見てんですぜ。なんちゅーしつこさだ。というか、そうまでして♂♂度をアピールしてるんですから、フランツのこの恋は本筋にからむんだよね。だよね?


ああまで王道貫いてみせても、「フランツって???」とキョトンとしてる層にわからせなきゃいけない♂♂表現ってなんなんだろう。表現者の内にあるものはなんなんだろう。と、思ったりもするのですが。だからあれは腐女子向けキャラじゃねえよ、と常々書いている訳ですが。


どうなのよ?