世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

この人は哲学者なんだよな。

10万円で家を建てて生活する寝太郎のブログ 
Author:毎年寝太郎


http://mainennetaro.blog.fc2.com/


神奈川県に10万円の土地を買って生活している人、ということで某所でとりあげられてまして、それからずっとこの人のブログを読んでいます。
最初は山小屋で生活してたんですが、河川敷の半端な土地が売りに出されていて、そこを買って、気候のいい時期はそこでテント生活を行っているらしい。
「Bライフ」と銘打って、コストのかからない生活を模索している方で、普通の生活に応用できることも、たくさん書いていらっしゃるのですが(「高村友也」名で、本も何冊か出してるようです)。



これは、おいそれと、マネできるものじゃないな、と。


それは、「基本、風呂は入らないですます」といった生活レベルの話に限らず。


この人の生き方そのものが、哲学者なんだもんなーっていう。


学歴に「東京大学理科二類→休学一年間@海外→東京大学文学部哲学科→慶應義塾大学院哲学科」って書いてあるのをみて、ものすごく腑に落ちたというか。


人は誰でも仙人になれるわけじゃないんです。
なりたいと思っても、なれるものじゃない。


大学時代、「仙人になりたいな」といっていた友人は、海外を飛び回り、子どもを何人も抱えて、今も精力的に働き続けています。
その生き方も仕事ぶりも尊敬していますが、全然、仙人じゃないよね。


寝太郎さんの生き方を批判するのは、たぶんすごく簡単です。


「こんな生活、続けていかれないぞ」「川や山野を汚してる」「いざという時どうする」


けれども、これはひとつの思想なので、批判すること自体が、無意味なんです。


そんなわけで、ノウハウ的な意味のみならず、勉強になるので、ちょっと読み続けてるわけなんですが。


ツイッターもやってらっしゃるので、興味をもたれた方は、そちらもどうぞ。
https://twitter.com/mnetaro