世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

誰かの役にたつかもしれない創作のヒント★その6:ネタ帳について

こんばんは。

せっかく有給をとったのにお昼に料理したら力つきて寝てしまった鳴原です。

今日やる予定だったことは明日以降少しずつ……。

 

今晩は「ネタ帳について」書きたいと思います。

 

・ネタ帳はおもちですか?

 

私は一番シンプルなテキストファイルに、創作用のメモを打ち込んでいます。本を読んでいて何か気になった時とか、日常生活で疑問に思ったこととか、面白い名前とか、そういうことをちょこちょこメモしておきます。PCを開く時間がないときは紙に書いておいて、あとで打ち込みます。

ネタ帳については皆さん、お好みのソフトとか方法があると思います。大事なのは、続けられることだと思いますので、これがベストだと思うものを使ったらいいと思います。整理しやすいソフトもあるようです。私がシンプルなテキストファイルにしているのはどのPCでも開けるからで、定期的にバックアップをとっています。もちろん紙ベースでもいいと思います。なくさなければ。

 

ネタ帳は必要なのか否かの問題ですが、もっておく方がいいと思います。
イデア出しでゆきづまった時に読み返す。
自分が何に興味をもっているか思い出す。
考えが熟成される。
いろいろとメリットがあります。
イデアをどんどん出していく派の人は、古いネタなんていらないと思うかもしれませんが、見返すと役に立つことがあるものです。

 

ネタ帳を読み返して、繰り返し出てくるテーマやアイデアがある場合、それはあなたが書きたいことです。書きたいけれど難しいとか、書いてきたけれど深めたいもののはずです。
私が講談社文庫デビューした短編や、英語圏デビューした短編は、それこそ十数年以上、ネタ帳に埋もれていた話です。依頼を受けた時に「あ、あれを書こう」と思えたのは、自分の中でずっとあたためていたからです。あたためていると、ずっと書けないでいても、ある瞬間に「あ、これで書ける」となるものです。その時に出します。蓄積した時間が作品の厚みになります。絶対に。

 

 

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