世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

ふっと思い出す。


更新用に古い原稿を読み返してたんですが、一条奈津美さんの「text jockey」にはお世話になったなあ、と……いろいろ書かせてくださって、本当にありがとうございました。あの見事な編集者魂には、やはり頭がさがります。


その昔、五年ちょっと、私も文芸同人誌をやってました。それまで所属してた同人誌がなくなってしまったので、決まった締め切りが欲しくなって、自分で始めた。『神の名を呼べ』も『彼の名はA』の最初のシリーズも、それに書いた原稿です。執筆者は7〜8人、会員制なので読む人は30人内外。それぐらいの規模だと結構楽しいものではあるんです。版下はフォーマット決めておいて、できたのを送ってもらってましたし、会費は実費もらってたしね。学校の友達先輩後輩がメインメンバーだったので、一緒にご飯たべつつ座談会やったりして。途中、新規会員募集したりして続けましたが、そんでも五年しかもたなかった*1。そんなもの。一番大変なのは継続することなんですよ。


今だとオンラインで文芸同人誌という流れもある訳ですが、編集の皆さんはどなたも苦労なさってるんじゃないでしょうか。オフより更に難しいことが多いはず。たるんできた時、どうやって活性化してるんでしょう、と思ったりも。若い人は勢いでなんとかやれるかもしれないし、円熟の世代はテクニックでなんとかしてるのかな?

*1:私が忙しくなったのが最大の理由なんですが。新しい投稿先できてたし、即売会にも出るようになってたし、その上に自分の同人に年600枚超か、ちょっとなー、という感じだった。