世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

なにかいろいろとかったるくなり。


明日は雨だというので、一日籠もっていようかと。


もうネットめぐりすらダルくなって、知り合いのブログをかたっぱしから「はてなアンテナ」につっこんじゃいました。更新反映されるの遅い時もあるけど、とりあえずリストにいれとけば忘れることはないよね、ぐらいの気持ち。


パソコン、あいかわらず接続が重いというか、悪化しているというか。
買ったばかりのDSが電波とばしてるんでしょうか?
サウンド方面もちょっとおかしくなっているので、ドライバ入れ直したいんですがそれも失敗したり。
そろそろまた、バックアップのとり時かなあ。


メイ・サートン『ミセス・スティーヴンズは人魚の歌を聞く』をやっと読み終えました。
映画に詳しくない私は、ずっと「私は人魚の歌を聞いた」の原作だと思っていましたが、全然違っていました。
アン=マリー・マクドナルドにもゴメンナサイだ。
本当は私の守備範囲を考えると、「テルマ&ルイーズ」とか、ドヌーブの「反溌」とか、押さえておかねばならない名作がたくさんある訳ですが、今ぼんやりレンタルショップにいったら、「絢爛舞踏祭」の続きか、ブッカー×零!ともっぱら評判の「雪風」を借りてしまいそうな私です。そういえば来年、映画版「鋼」もDVDになるとかならないとか? 終わってからちょっとみたくなってきている私です。


ところで、『ミセス・スティーヴンズ〜』は私にとっては「萌え」小説でした。主人公は年をとった女性詩人、ヒラリー・スティーヴンズなんですが、この小説において重要な役割を果たす、マー・ヘマー青年が! マーが!*1 
サートンの代表作で、かたすぎるほどかたい純文学の古典(40年前の作品で、創作をする女性主人公の話としては大変スタンダードなところを書いています)のはずなんですが、私は「キャーキャー」いいながら読んでました。ごめん、腐ってて。でも私にとってはお約束+新しいパターンで楽しかったのです。
腐ってるみなさん、最初と最後だけでもいいのでぜひ読んで下さい(そんな紹介の仕方あるかよ!)。むろん途中も面白いですよ!

*1:ルーファス・ギルバートという大学の化学の先生に誘惑されちゃう訳なんですよ。それ自体は別に珍しいエピソードでない訳ですが、いやもう実際に読んでいただきたい。