世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

素晴らしい本を読んだ時


それが十年前の本だったら、それを書いた人は今、さらに十年ぶん先に進んでいる訳です。
追いつく訳がない。
先行してる人が、途中で昼寝してるかもしれないって?
そんなことは、ないよ。
だって自分が、電車で通学してた頃に比べて、本当に読んでないから。
退化してるとすれば、私の方です。


この分厚い資料を読んだら、必要な(最低限の)知識が身につく参考書が手元にあるとします。
「一週間かけてコツコツ読むか、時間のある日に一気に読むか」なんて悩んでるうちはダメです。永遠に周回遅れなんだ。ネットもダラダラやってちゃだめ。何について調べるか候補まであがってるのに、これはいつ検索かけようか、なんて考えてる場合じゃない。


……んですけどね。


どんな複雑な迷路だって、入り口と出口が両方わかっていれば出られるものです。
まして他人がこしらえたものじゃないのに、なぜ通路がつながらないのか、という時がある。
それは必要な情報が足りないから、もしくは余計な情報が多すぎるからです。
取捨選択すらできなくて、立ち往生してしまう。


……とかいって、一晩寝て起きると解決策が生まれてたりするんですけどね。


今日はもう寝ようか。