世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

デパペペのインストde委員会


三浦さんは、白と黒のハンチング、黒い模様のついた赤いTシャツ。
徳岡さんは黒いつばつき帽子、黒地に白の水玉模様のシャツ。
スタジオらしきところで、二人ともいつものギターを抱えています。


三浦「デパペペの、インストde」
二人「委員会〜! ヤ〜!」
ギターをかきならすDEPAPEPEの二人。
三浦「えー、僕たちのニューDVD、“ほろり二人旅2007”、こちらがね、リリースされました、と」
徳岡「これね、うまいこと編集されてるんですね」
三浦「もうね、もう恐ろしいですね」
徳岡「僕らからみても、仲がいいんすよ。(三浦さんと自分を交互に親指でさし、ボックスの形を手でつくって)DVDの中で」
三浦「僕らがね、僕らが仲がいい」
徳岡「えへへ。かなりいい感じですよね」
三浦「もう、あんなじゃないですからね。それゆっちゃだめですけどね」
徳岡「あんな二人、仲いい二人組おらんやろ」
三浦「あれ気持ち悪いですね」
徳岡「絶対いないすよね?」


三浦「徳岡さんなんかあります、その、おすすめポイントみたいの?」
徳岡「僕はね、あのね、神戸らへんを高速道路、神戸のあたりを走ってる時に、ライトで顔を照らしながら、点滅さして、曲にあわせて演奏したという」
三浦「そう」
ペンライトのようなもので顔を照らしながら「START」を歌っている二人の映像が流れて。ノリノリです。神戸につく直前あたりですね?


三浦「えー、僕がね、すごい個人的に、この映像の中でね、気になるところは、あの、僕がその、その、黄色いバン、ほろり号に乗ってる時に、高速で、ものすごいおしっこ行きたくなった時があるんすよ」
DVD映像に切りかわり。
三浦「なのに、次のパーキングエリアまで、4.2キロで70分かかると」
徳岡「これ、あれですね」
三浦「はい、もうね、すでに結構我慢して限界になってゆってから70分は、相当つらいすわ」
徳岡「(カメラに向かって)あ、どうも、徳岡です。みなさんいかがお過ごしでしょうか」
三浦「(笑いながら身もだえる)はやくすませてしまいましょう、何事も。もう耐えれません」


三浦「(緑色の標識に安堵)きたきた」
徳岡「ほんまにハイウェイオアシス?」
三浦「オアシスですよ」
徳岡「トイレのマーク、書いてへんよ」
三浦「いや大丈夫です。なくても、とりあえずパーキングって書いてあるし」
村井?「(パーキングへのランプに)のせるのせる、早く早く」
三浦「(そのまま高速を走り続けようとする運転手の彼に)早く早く、三沢さん。なにしてるんすか、三沢さん。いやいやいやいやいや」


ようやくバンがとまって。
三浦「いてていていて、いたいいたい、もれるもれる、なになになに、もれるもれる」
なぜか徳岡さんに腕をひっぱられて、車を降りるのを妨害されている三浦さん。もたついていると、一般の人が二人ほど寄ってきて。
一般客「バンドですよね」
徳岡「バンドですよ」
一般客「これ知ってんで」
徳岡「(手をあげて、さっさと)俺、トイレいってくる」
一般客「バンドっすよね」
三浦「(話しかけられて逃げられない)そうですそうです」
一般客「知ってる」
三浦「ありがとうございます」
一般客「わあすごい(拍手)。なにしてるんですか」
三浦「いや、トイレに」
一般客「あ、じゃ、トイレいってください。いってらっしゃい」
トイレに急ぐ三浦さん。情けない状態のはずなのに、意外にその後ろ姿がすーっとしてかっこよかったりして(笑)


以上。
DVD映像については、おもちの方はそれを御覧下さい。私の耳より、あなたの耳が正確です。


えーと。
この二人は、ほんとに自覚がないんでしょうか。
あの映像より、普段の方がよっぽど仲いいだろ!
音楽論たたかわせるのは、喧嘩とはいわんのですよ。
気持ち悪いってどこらへんなんだろ、三浦さんが涙ぐむと、ふっと抱擁にいく徳岡さんが、ってことですか?(笑) だけどあれなら野音のバックステージの映像の方がよっぽど衝撃度高かったよ?
お笑いツンデレ道中だよね、ほんと。


そういえば、ほろりご当地ソングの投票締め切りはいつなんですか?
あれほんと、DVDにいれてほしかったですよー。「ギターってこんなことできるんですよ、僕らでも即興で」という、DEPAPEPEDEPAPEPEらしさが一番出てるとこですもん。