世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

DEPAPEPE、sakusaku屋根の上、三日目。


ヴィン「さ、そういったわけで、本日はですね、恐竜と釣りのプロにきていただきました」
三浦「恐竜。(手をあげて振る)人やなくなってます」
優ちゃん「恐竜のプロ」
三浦「(自分は)恐竜じゃない」
ヴィン「もう、拓ちゃんといえば恐竜、徳ちゃんといえば釣りじゃないですか」
徳岡「はい」
ヴィン「まああの基本的にさ、番組とかでね、他のそういうこう、音楽的な番組では、なかなか自分の趣味・主張を長い時間、語れることはないと思うので」
三浦「そうですね、うん」
ヴィン「どんどん語りましょうや。なんか」


PVをはさんで。


三浦「最近ね、思ったんですけど、その、自分のね、そのメインのギターのインレイがその、ヴェロキラプトルっていう恐竜をいれてるんですけど」
ヴィン「インレイってなんですか」
三浦「インレイというのは、あの、なんていうんですかね、ギターの板のところにある模様みたいな」
三浦・ディノサウルススペシャルのネック部分の写真がアップ。
徳岡「装飾ですね。貝殻を薄くして、きらきらしてるじゃないですか。あれのことですね」
三浦「あれをヴェロキラプトルっていう恐竜にしたっていう」
優ちゃん「はじめてきいた」
三浦「でしょう? そう、いろんなところで説明する時に、ヴェロキラプトルとは、って説明するのがすごいね、なんかこう、困難なんですよね」
ヴィン「ていうと?」
三浦「ヴェロキラプトルというのはその、あの有名な“ジュラシックパーク”で、あの、頭が良くて、人ぐらいのサイズで、群がって襲うって、かぎ爪があって……思い出しました?」
優ちゃん「え?」
三浦「思い出さないですよね」
優ちゃん「えーと」
三浦「モンゴルにいって、ゴビ砂漠で、プロトケラトプスと」
徳岡「余計わからんやろ」
三浦「格闘したままの状態で化石になった、すごい有名な恐竜なんですよ。だから、ヴェロキラプトル……あの、ティラノサウルスでいうレックスってところが、ヴェロキラプトル・モンゴリエンシス、で、それと一緒にあったプロトケラトプス・モンゴリエンシス」
ヴィン「なにいってんの」
三浦「そういうのがあるんですよ。それが、すごい好きで、インレイにまでしているのに、にもかかわらず、みんなになかなかね。その、恐竜のインレイかどうかすら、あまりこう、なじみがなくて、わかってもらえなくてすごい悩んでるんですよ。わかりやすくティラノサウルスにしとけばよかったかなって、今ちょっと後悔してるんですよね」
ヴィン「なるほど」
優ちゃん「でもそれだけ?」
ヴィン「それは、なるほどとしかいいようがないよ、うん」
三浦「や、やめましょう、僕の話は。すごい距離を感じるんです、いつも」
ヴィン「でも、すごい知識だなー」
優ちゃん「その、さっきいってた人サイズっていうのは、いっぱい走っていたやつですか? いっぱいでてた」
三浦「それはね、ガリミムスとかそういうね。ええ、違うんですよ、うん」
徳岡「たぶん一番メインで人を襲ってたやつなんです」
三浦「そうですね、ワンツースリーで」
徳岡「車の中にいて、目をぎょろっと」
優ちゃん「あれでっかい奴じゃない?」
三浦「あれはティラノなんですけど、でもあの」
徳岡「あの、そや」
三浦「でもあのね、厨房みたいなとこに入って、ガシャーンいうて」
優ちゃん「あ、厨房の」
徳岡「中ぐらいの大きさですよ」
三浦「実際はそんなにデカくないんですよ。あれは元々の、その、なんやったかな、なにラプトルとかの化石と、その当時、“ジュラシックパーク”つくった時に、その、ヴェロキラプトルが、全身骨格みたいのはでてなかったんですよね。だから、だいたいのサイズで、その、ちがう恐竜の骨格のサイズでもう、ヴェロキラプトルをつくってもうたんですよ。だから実際は、あんなでかくないすよ、ほんとはもっとこじんまりしてるんですよ。それに一緒にでてきたディロポザウルスっていうやつがどっちかっていうとこじんまりしてたんですけど、あれの方がめちゃめちゃデカかったですよ。だから、実際の化石を見に行った時すごいショックやって」
優ちゃん「違いすぎて」
三浦「そうそう、ディロポサウルスの方がね、全然かっこいいんですよ」
徳岡「すごい、もう、大嘘やったの?」
三浦「まあね、まあそれはここで大きい声ではいえないんですけど」
ヴィン「またBBSにさ」
三浦「BBSは、またBBSは」
ヴィン「BBSにまた、“ジュラシックパーク”ファンからの、“あいつムカツク!”とかいってさ」
三浦「僕の知識も100%あってるわけじゃないですけど、それはなんか、福井の恐竜博物館にいった時にその、なんていうんですか、“ジュラシックパーク”の、模型をつくったひとがなんか、日本人やったらしくて、展示してる時にその説明が書いてありました」
ヴィン「ま、恐竜のね、あれはだって、推測でしかなかったわけだからね。いろいろね、新しい化石がでてきちゃうと、アレー?みたいな」
徳岡「だって、アレやもんな、鳥の毛、体、羽毛が生えてた、最近はわかったよね?」
三浦「あれちょっとショックやったんですけど、最近は受け入れれるようになったですね。毛が生えてるって、ちょっとショックじゃないですかね?」
優ちゃん「恐竜っぽくない」
徳岡「だって、色もわかってないんやろ恐竜って」
三浦「色はいいんです、僕もそんなに色はよくわかんない」
優ちゃん「質感ですか、質感」
三浦「質感が」
徳岡「鳥の羽がいややと」
三浦「でも、最近は受け入れれるように。そうかなと思って」
徳岡「そうだな」
ヴィン「羽毛恐竜ね、大発見っていわれた、世紀の」
三浦「あっこからめちゃめちゃ羽毛でてるじゃないですか。普通のやつもみんな生えてて。なんやったんやろな、と思って。しっかり調べろや、みたいな(怒)」
みんな笑いだす。
徳岡「そらそうだ」
三浦「もう勘違いしとったやんけ」
徳岡「それで好きになった」
三浦「そうそうそう」
徳岡「なら、たまったもんじゃない」
三浦「いい迷惑です」
徳岡「“俺の恐竜像が”!(笑)」


ヴィン「徳ちゃんはなんとですね、“最近気になった人物”は“釣りのプロ、こぬままさやさん”という方が」
徳岡「そうですね。おぬままさやです」
小沼まさや(釣りプロ)と、徳岡さんの書いた直筆アンケートの画像出る。
ヴィン「小沼まさやさん。この方が。テレビとか出てるんですか」
徳岡「出てますね。テレビにも出てるし、ルアーとかをプロデュースしてるんですよ。それが、また、売れる売れる」
ヴィン「釣れるんだ」
徳岡「もう、名プロデューサーですよ」
ヴィン「へえー」
優ちゃん「あの、釣りのプロっていう方は、釣って、魚を売るんですか?」
その場の全員、しばらく爆笑。ヴィンセント、画面外にすっ飛ぶ。
優ちゃん「なんですか!」
徳岡「優ちゃん。天才ですよ、優ちゃん、それは(膝をうって)。ヴィンちゃんヴィンちゃんいなくなっちゃった」
三浦「消えちゃいますよ」
優ちゃん「え、でもそんなおかしいこといってないけど」
ヴィン「(戻ってきて)いや、俺も好きですよ。『釣りキチ三平』からの知識だけですけども。魚神さん、魚神さーん!」
徳岡「僕ね、『釣りキチ三平』を全部買ったんすよ、全巻」
ヴィン「凄い数でしょう」
徳岡「64巻。外伝も含めて、ぜんぶ。すごいね、時代を感じるんですけど、あの、三平が川で釣りをしてて、飲んでた空き缶を、土に埋めるんすよ。それをみた、あの、近所の人が、“あの子はしっかりしてる”って。川を汚さず」
ヴィン「なるほど。今だったらね」
徳岡「今だったら考えられないでしょう。でも、河原の缶を集めて、みんなで土ほって河原に埋めて、見た目はきれいになってるわけです。“あの子らはいつも川をきれいにして帰るからイイ子たちや”ってすごい時代を感じるんすよ」
ヴィン「はいはい。まあまあそんなわけでございまして、今日のところはこのへんで。また明日からよろしくお願いします」


以上。
三浦さん、ほんとに恐竜語らせると長いわー。
もう音楽番組でもなんでもありませんね(笑)


昨日、今日と、拍手ありがとうございました。
週末までこのまま、頑張ります(ウトウト)