世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

仕事のできる人の余裕ともいうかもしれないけど


先日、職場で、チョコのお裾分けをいただいたのです。


好きな味のチョコだったので、「すごく美味しかったです、どこで買ったんですか」と、配ってくれた人にきいたわけです。
そうしたら、
「職員さんからもらって、配ってくださいといわれたものなので……そこのカタログにある商品らしいんですけど」といわれたので、「そうなんですかー」で、その場の会話は終わってしまった。
私も、配ってくれた人も、お互い忙しかったし、興味があれば、そのカタログから探せばいいんだし、と思って。


帰り際、その人から「なりはらさんー」と、声をかけられました。


あれ、なんか仕事ミスったかな、と思って振り向くと、プリントアウトされたチョコの案内が。


「さっきの、これです。そのカタログ以外でも、アマゾンでも買えるみたいですよ」


びっくりしましたね。
自分も忙しくて残業がちなのに、わざわざ私のために、どれなのか調べてくれたんですね。
どこで買えるかまで。


感激して、何度も「ありがとうございます」とお礼をいって、情報を頂戴して帰ったわけなんですが。


思いやりとか共感力って、こういうものなんだなあ、と。


相手が欲しい物を、そのまま渡すだけじゃなくて、その先の情報まで付け加える。
おしつけがましくない。
ほっとします。


こういうことがさりげなくできたら、カッコイイですよね。


職場だから、仕事のことで助け合うのは当たり前なのかもしれませんが、これは個人的な親切です。
すごくありがたかった。
私はあわて者ですし、シフト変更から一年半で、日々の仕事がまだ半人前で、親切をするどころか、されてもお礼をいう余裕すらない有様ですが、いつか、あんな風に、できるといいなあ、と、思います。


というわけで、ちょっと、いい話。


ちなみに、これです。
アマゾンにありました。