雷が鳴っていたのもあり、早々に録音を諦めて、ききとれたところだけメモしています。
三浦「ハイどーも、DEPAPEPEです、よろしくお願いします」
角松「この、若い方の人が芸人風だけど、このしゃべりも魅力という。先月の8月27日、2年ぶりのアルバム『Kiss』を発表、そのプロモーションということでね。情熱大陸で共演したって話をしたら、すぐ来てくれました。先週は音楽メインでやったけど、今日は世間話もしたいと思う。浅野さんのトリビュートライブの打ち上げで、ほんと毎晩飲んで、いろいろ話をしたよね。その時、デパペペのペースはアコギでなく、そうでもないって話だったよね」
三浦「もともと最初は二人ともエレキギターで。J&Bをみて、ああいうのを演りたいから、アコギをもったんで」
角松「それはね、なるべくしてなってる。アコギって、気持ちがないとできないよ」
徳岡「J&Bって衝撃だったんですよ。アコギで、あんなリズミカルで、ソロもあって」
三浦「僕、ライブの3回目ぐらいまで、人のアコギで弾いてて、これじゃ、と自分の買いました」
角松「三浦くんは、ヘビメタだっけ?」
三浦「お父さんの影響で、DEEP PURPLEとか弾かされて」
角松「あ、そう、お父さん。お父さんで思い出した。プログレなんだっけ?」
三浦「ラムフォーズワースとかきかせてくれて」
角松「あれっ、まだ若いでしょう」
三浦「僕の21個上だから、52?」
角松「俺より若いじゃねえか そりゃしょうがねえな」
三浦「おかげで、エレキギター小僧になって、音が歪ずんでないと嫌っていう(笑)」
徳岡「三浦の親父、最近、アル ディ ミウラの〜っていうブログやってて」
角松「親子共演したりするの?」
三浦「前の誕生日ライブにゲストで来てたり」
徳岡「それがね、待合室で“息子とひけるなんで夢見たいや”って泣いてて。でも、ライブ終わったら、「よし、CDだそう」って。ホロってきてたのに、俺の涙かえせ、って思いましたね。そういうキャラの親父さんですね」
角松「徳岡くんは?」
徳岡「僕は、Xから、ギター入ったんで」
角松「割と普通の野郎」
徳岡「でも、家にはモズライトがあって。親父がベンチャーズが好きで」
角松「あ、年上?」
徳岡「三浦よりずっと上です。60ぐらい」
角松「ベンチャーズじゃね。わりとトシはなれてんのね。6年? 先輩後輩みたいな感じか」
徳岡「チキンジョージで一緒にバイトしてて」
三浦「角松さんのライブも、みてました。角松さんと徳岡さんの顔のラインが似てる、みたいな」
角松「あのチキンライスは?」
徳岡「三浦が焼いてた、厨房で」
角松「ごくろうさまです。でもね、デビューしていきなり15万枚売り上げ、 2006年日本ゴールドディスク大賞ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー、二年連続で日本ゴールドディスク大賞インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞で、いきなり頂点でしょ」
徳岡「その頃お会いしましたよね」
角松「広島で挨拶しました。で、気持ちのいい人たちだなと思った。ストリートミュージシャンとかやってて、いきなりいった時って、どういう気分?」
三浦「いやあ」
徳岡「周囲についていくのが必死で、嬉しいとか、嬉しくないとかそういうのじゃなくて、このジャンルって、巧い人がいっぱいいるので、プレッシャーの方が大きくて。僕らみたいのが、先に出でちゃってみたいな。でも、チキンジョージからでたんで、みなさんに可愛がってもらえて」
角松「ばーっとでてね。ピンクレディーみたいだよね。それじゃそろそろアルバムから1曲。Life is a Journey」
三浦「聞いてください。Life is a Journey」
♪Life is a Journey
角松「お送りしたナンバーは、アルバム『Kiss』から、Life is a Journeyでした。アメリカな感じですね。大好きです。先週もやってくれたけど、この後、生演奏をしてもらおうと思います、よろしくお願いします」
CM
角松「続いては、スタジオライブのコーナーということで今週もギターを、ここで弾いてくれます。ここはラジオ収録用なんで、本当はライブ収録スタジオじゃないんだけど。アコギって偉大だね、ワールドが伝わってくるよ。曲は?」
三浦「よくライブでもしてて、自分でも大好きなんですけど、UNIONという曲を」
♪UNION
角松「素晴らしい!」
三浦「ありがとうございます」
角松「これ、いつ頃の曲?」
三浦「約2年前の……アルバム『Acoustic&Dining』に収録されてる曲です」
角松「その時代、時代でイロイロあるんでしょうけど、感覚でつくってる部分があるって思うよね。僕らの時代って、様式美を大事にするんで。デパペペって、結構、展開してくよね。三浦君がプログレっていってたけど、プログレを感じる。時代的に。テーマに戻るっていうのも。あと、自由だよね」
徳岡「アコギ2本だけなんで。録音する時は、メトロノームのクリックでキッチリやりますけど。歌詞が変わらないから、聞いてる人を飽きさせないようにすることを考えてます」
角松「テーマ・ソロ・テーマみたいな形が多いんだけど、聞いてて、歌が展開してる感じがする」
三浦「一曲にもう、何曲ぶんかが入ってるんです。大変ですよね、徳岡さん?」
徳岡「僕がつくってるんで」
角松「譜面長いなと思いながらきいてた」
三浦「長いですね」
角松「アジアツアーの告知してるけど、海外でも受けるよね」
徳岡「Youtubeとかで広がってるみたいで。インドネシアで大受け」
角松「インドネシア、インスト受けるんだよね。カシオペアとか渡辺貞夫とかT-SQUAREとか」
徳岡「それだけじゃなくて、凄い若い、学生の子とかも、ロックフェスのノリみたいでウケる」
角松「ああ、やってる弾いてるって感じが、受けるんでしょうね、もう10年やってて二人の人の息もぴったり。名人芸になってるんじゃないかと。じゃあアルバムからもう1曲。何いきましょう」
三浦「スミレという曲を」
♪スミレ
角松「ニューアルバムからスミレでした。うちの娘はスミレ組」
三浦「……そんなんあった」
徳岡「ありましたね」
角松「この曲はストリングがあって、贅沢なつくりですね。あったかくなりますね、君たちの音楽は」
三浦「ありがとうございます」
角松「このあとアルバムをひっさげてのライブが、熱くなるので告知おねがいします」
三浦「9/13、14に「HBC赤れんがプレミアムフェスト」、9/25に「山羊に、聞く?」に徳岡さん。9/26に「HOW TO OF ANARCHISM」TSUTAYA O-NESTで、僕がでます」
角松「君らはバラ売りあるの」
徳岡「僕、つくりたい方なので、三浦君は結構あります」
三浦「あとはアジアツアー、11月からアルバム『Kiss』をひっさげて、韓国、台湾、上海と日本国内合わせて12カ所13公演を巡るツアーをやります。関東方面は、11/29、伊勢崎市境総合文化センター、12/6が東京、AiiA Theaterで行います。詳しくは
デパペペホームページまで来て下さい」
角松「2人?」
徳岡「いや、パーカッションとキーボードが入る」
角松「情熱大陸の時と同じ感じだね」
三浦「角松さんのファンの方が、浅野さんの流れから来てるって、時々声かけてくれたり」
徳岡「こないだのインストアライブでも、角松さんのファンに声かけてもらって」
角松「話も面白いんでね、楽しめると思うんです。ぜひまた、遊びに来てください」
三浦「よろしくお願いします」
角松「それでは今夜はこのへんで。角松敏生でした」
三浦「デパペペの三浦拓也と」
徳岡「徳岡慶也でした」
以上!
ODAKYU SOUND EXPRESS
放送時間:21:00〜21:30 放送日:2014-09-13
2人組のギター・インストゥルメンタル・ユニット! DEPAPEPEをゲストにお迎えします。 約2年ぶりとなるニューアルバム『Kiss』からのナンバーを ご紹介しつつ、角松&DEPAPEPE対談をお届けします。 さらに!DEPAPEPEの二人によるスペシャル・スタジオ・ライブもあります。お聞き逃しなく!!
本日のゲスト: DEPAPEPE
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/message
メールアドレス:kadomatsu@tfm.co.jp
メモなのであまり正しくありません。
聞き逃した方が、目安程度にということで。
ちなみに、三浦さんのお父さん、いま、ブログ、一時停止してるみたいですが、こんな日記がありました。
http://ameblo.jp/aldimiura/entry-11914734675.html
8/23 DEPAPEPEのライブを観に行った。 そして感じた息子の成長! 2014-08-24 23:24:57
今日は番外編で、8/23日にDEPAPEPE の野外ライブを観に行ってきたので、そのとき思ったことを書こうかと。
あっ、でもセットリストとか載せたライブレポートじゃないよ。
そういうのはまた誰かが詳しく書いてくれるからね。 僕が書くより全然いいんじゃないかな(笑)じゃあ何を書くつもりかというと
息子の話(笑) いや、親バカなのかも知れないんだけどね。DEPAPEPE の「三浦拓也」君は実は・・・僕の息子です!
っていうのはこのブログ読んでくれているほとんどの人が知ってると思うけど、念のため(笑)
それで、DEPAPEPEでデビューしてから、いや生まれてからか(笑)
今までずっと見てきたよ。
ライブには可能な限り足を運んで、そのギタープレイを見守ってきたんだけどね。で、今回の京都での野外ライブにも行ってきたんだけど・・・
今からの話は「三浦拓也」を息子として、じゃなくて一人のギタリストとして見て、感じたことを書こうかなと思う。
って言っても「他のギタリストさん」について僕が批評なんか出来ないんだけどね(笑)まぁ、ここ最近、ギタープレイはどんどん良くはなって来てたとは思ってたよ。
やっぱりいろいろ経験して,自分で考えて練習したんだろうね。今まではライブを見ても
「おっ、前より上手くなったな。 頑張ってるな〜」
ぐらいで、驚きはしないんだけど、今回は
「ん、プレイが違うな?」
と感じたんだよ。 ちょっと驚いたね。
なぜか? それは・・・ここからが「ギターが上手くなるためには!」だね(笑)
ギタープレイでやってる事や音使いが特に変わったとかじゃないんだよ。
変わったのは"リズム"! 特にギターソロを弾いてるときのリズムが凄い良くなってて
僕には"今までとは(全然)違ってる"と感じたんだよね。凄くリズムが良くなったって言うのは「リズム感」(一定のリズムを出せる)とかじゃなくて
ギターソロをバックのサウンドに乗せるリズム!僕が思うに、彼は今までは結構タイトにリズムをとって弾いていたんじゃないかな。
いや、それはそれで間違いじゃないし、大事なことなんだけど
例えば8分音符の連続や4分と8分の組み合わせのような譜割りで弾くタイプの演奏で、かなりジャストに弾いてるんだよね。でも4分音符ひとつ、8分音符ひとつでも自分の呼吸でリズムを捉えて弾けると、全然”意味"の違う音が出せるようになるんだよ。
ちょっとこの話はさすがに難しいので申し訳ないんだけどね。
で、今回、彼の最初のギターソロでその一音一音を出すリズムが今までの、機械的な感じじゃなくて、凄く”人間、三浦拓也"のタイミングだったんだよ。
凄く、音が活きていたように思ったね。あまりに驚いたからライブ観たあとで彼のツイッターに「ソロのリズムが凄く良くなった」ってツイートしたよ(笑)
そうしたら「嬉しい!ありがとうございます」ってリプがあったけど、他人行儀だよね(笑)で、なぜこんなに急成長したのか考えてみたんだ。
やっぱり"経験"なんじゃないかな? いろんなミュージシャンと共演してきた。知ってる人もいるだろうけど、彼はこのところ凄く精力的にセッション活動をしてるんだよね。
最近ではジャズ系の人とも演ってるみたいだし、いろんなミュージシャンのアプローチを勉強することで自分の呼吸(リズム)が見えてきたんじゃないかな。いろんなタイプの曲を演るようになって
「8ビートのロックだけでは対応出来ない!」 とか
「今の自分の音使いでは表現できない!」とか思ったこともあるだろうしね。そういう経験が凄くプレイを進化させたんじゃないかなと僕は思ってるんだ。
そういう経験を与えてくれた偉大な先輩ミュージシャンに感謝だね。
本当にありがとうございます。←(ここは親モード 笑)
ギターが上手くなるためには、やはりギターを弾かないといけないよ。
「弾かないと」っていうのは家で練習するだけじゃなくて、いろんなことを経験する。一人でもライブやったりコンテストに出たり、あるいはバンド組んだりして、とにかく演奏してみる。
とにかくいろんな経験をするのが一番なんじゃないかな?みんなも息子もこれから、まだまだどんどん上手くなるハズだからね!
その成長を感じられる日がまた来ることが待ち遠しいよ(笑)
では、このへんで!
ホントに三浦さんの親だな……他のページも、見ればみるほどそうです。
なんで、高校出た頃の三浦さんが、お父さんをうっとおしがってバイト三昧だったか、
なんで徳岡さんが、ああなって欲しくないっていうのか、ちょっとわかるわ(笑)
ええ。