世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

記憶とメモだけが頼りなので正確でなくともご容赦を。


DEPAPEPE Acoustic & Electric @Billboard Tokyo 1st Stage


●当日の流れ。


舞台左手の階段から降りてくる、当日5人のメンバー。
位置について、まず2曲。メンバー全員、スタンディングです。


1)UNION
2)ラハイナ


三浦(以下M)「Billboard東京へようこそ! ハイどーもDEPAPEPEです。今日はよろしくおねがいします。今回、Acousitic & Electricツアー、大阪から始まって三日間なんですけれども、今日東京が最終日です」
徳岡さんが椅子に座ります。
M「いわば脂ののりきった状態で演奏ができると思いますので、美味しい料理や飲み物を楽しんでもらって、大人の空間を演出していきたいと思いますので、よろしくお願いします」
徳岡(以下T)「お願いします」
M「それでは、次の曲に……」
徳岡さん、いきなりイントロを弾き始めている。
M「入ってると思いつつ」
演奏が続く。
M「タイトルを……ルート……」
T「(弾きながら)むりくり紹介しなくてもいいんじゃない(笑)」
M「128っていいます」


3)ROUTE128(途中で、三浦さん、「ラーララララ♪」のコーラスを入れる)


M「どうもありがとう! ROUTE128でした。今、歌ってましたけど、巧いこと歌えませんでしたね。インストしてると」
T「三浦くんの声、枯れてたよ」
M「喉の調子がよくない」
T「歌わなくていいんじゃない、インストなのに」
M「今回のAcousitic & Electricツアーでは、エレキギターを持ってエレキのDEPAPEPEをお見せしようと思います」
後ろに用意していたギターをそれぞれ持つ二人。徳岡さんも立ちます。
M「これがエレキギターです」
客席から、「カッコイイ!」「ギター素敵!」と声が。
M「僕はたまにエレキ持つんですけど、徳岡さんは、持つことが稀ですね。レア、on Electric Guitar 徳岡慶也!」
ストラップを調節する徳岡さん。
T「立ち姿がおかしいね。ロックな人は、もっと下でこう弾く」
M「上かな?(自分の位置を確かめる)」
T「これじゃ弾きにくいんで、この位置がスタイルってことで。こうすると(位置を低くして身体からギターを離すと)届かない。(三浦さんは)バタやんみたいやな」
M「格好から入らないというか。お腹がひっかかるというか」
T「B.B.Kingみたいやな」
M「お腹が隠せるというのもありますね。エレキではこの曲を用意してきました」
T「慣れないですね……」
M「Yeah!! やりましょう」


4)FLOW


M「Thank you, everybody!! Yeah! Yeah! Yeah! Thank you! いいですね、デパペペの曲で」
T「エレキも凄いっていってもらえると嬉しいね。普通に弾いても雰囲気かわるし。チョーキングとかできるし(やってみせる)。音を延ばすのが楽なんですよ。アコギだと弦が硬いんで」
M「楽できるってことばっかりですか! えー、激しい曲をやったんで、今度はバラードをエレキでやってみたいと思います」


5)白い花


M「on Electric Guitar 徳岡慶也!」
T「エレキから、中学入った時にエレキ弾いてて、DEPAPEPE始めてから10年〜13年、ほぼアコギだったんで。でもエレキもロックじゃなかったね、後半から柔らかい音を弾くようになったんで、持ち替えてもあまり違いはないかと」
M「なら、弾くんやなかった、と思ってる?」
T「ハァ?(怒)」
M「楽や、とか思ってる?」
T「やらかい音で弾けるって話、してる」
M「テレキャスターって、パキパキした音なのに、徳岡さんが弾くと甘い音になりますね。ちなみに、これ、僕のギターなんですけど、徳岡さんが、これを使いたいっていうので、お貸ししました。僕のは、高校の時に弾いてたレスポールです。落ち着けって修正液で書いてあるようなギターですけど、ずっとメンテナンスしてて、弾ける状態にしてありますので、Billboardでも使えるようにしました。これでもう成仏できると思います(笑)。次の曲もエレキでならではというか、二人でツインギターなんで、ツインリードをやりたいと思います。XJapanみたいな、徳岡さんの好きな」
T「X、そこまでではない」
M「(XJapan)好きではない?」
T「好き好き、弾けますよ」
M「というわけで、Leadでハモります。次の曲は、邦題「人生は旅だ」」
客席から「Life is a Journey!」の声が。
M「素敵なお客さん!」
T「(苦笑)この空気のまま、いっていいの?」
M「いっていいです」


6)Life is a Journey


M「Thank you, everybody! いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけてるでしょうか」
徳岡さん、着席。
M「今日、Acousitic & Electricツアーを一緒に彩ってくれるメンバーを紹介します。On Drums、シラネヨシタカ! On Base、コンノミツヒロ! On Keyboard、トミタユズル! On Guitar、徳岡慶也」
T「さらっといったね」
M「徳岡さん、僕も紹介してくださいよ」
T「(きっぱり)イヤです!」
M「(仕方なく自己紹介)三浦拓也」
T「上の方の方、見えますか? あの角度だと、こっちからあんまり見えない」
二階席に、「T」という文字の入ったウチワをひらめかす方が見えます。
M「それは徳岡さんのTですか。それとも拓也のT?」
T「どっちも名前にTが入ってるんで、三浦ファンの男性の方?」
腕をクロスさせて×マークをだすお客さん。
M「嘘でもいいのに×を出されました! いいですよ、みんな徳岡さんのファンなんですよ」
T「Billboardなので厳かでシュッとした感じでやりたかったんだけど」
M「シュッとやります。素敵なメンバーと一緒に。このメンバーでやると決まった時に、この曲をやることにしました」


7)Light of Hope


M「ありがとうございます! 楽しんでいただけましたか?」
なぜか譜面台が徳岡さんの前に(曲終了後、はけます)。
M「次やる曲は、質問をしなければならない曲です。今日、誕生日の方?(客席から手があがります)おめでとうございます、ハッピーバースデー! 嬉しい、ありがとうございます。今から大事なところなんですが、年の数だけ弾くところがあるので、年齢を訊いてもいいですか?」
客席から「25!」の返事。
M「お若いですね。イイ感じで弾けます。25回これを弾きます。若くて短くてすむから、僕たちの10周年をたして35でやりましょうか」
T「いつ声かけするの」
M「10のところで10周年って、もう一人ききましょうか。昨日うまれた人。明日生まれた人? 今週うまれた人……」
T「それやっていくと、今年うまれた人まで行く。ほぼ全員」
客席から「(今月)4日!」の声が。
M「4日ですか。ちょっと前ですね。それで、年齢をおききしてもいいですか」
客席「54!」
T「おう。ちょっと待って下さい」
M「そーゆーことゆわない」
T「いや、足すといった、俺がわからん」
M「25+54=79です」
T「2曲分ぐらいになる」
M「一緒に数えていきますからね。おめでとういうの、足さんでいいです。54で行きましょう」
T「足したらあかんもんな。79歳の人がおらんのやから」
M「おめでとうを2人にいうってことで。25と、54でおめでとうで。10周年は僕が10周年、っていいます」


8)Happy Birthday


M「次の曲は、手拍子下さい。こういう感じで。で、僕が「ここ」って合図を出したら倍の速度にしてください。ありがとう、で、元に戻して下さい(練習)」


9)S.E.L(曲中にドラムのソロあり、再度メンバー紹介)


M「今日はこの曲でお別れです。皆さんと一緒にすごしたこの時間、一つになれたこの晩に捧げます。デパペペでした、よい夜を!」


10) ONE


一度はけて、次の回まで時間が無いので、すぐ戻ってくる5人。


encore


M「アンコールありがとうございます。Acousitic & Electricツアー、デパペペのライブでは、1曲だけ、5年前にエレキでやったことがあるんですが、このツアーはお楽しみいただけましたでしょうか。またこんな感じで、今年で10周年ですが、ずっと弾いていきたいと思いますし、チャレンジしていきたいと思いますので、末永くよろしくお願いします」
二人とも着席。
M「でですね。10周年を記念しまして、12月2日に、ベストアルバムを出すことに決定いたしました。このアルバムは、日本以外のアジアでも発売予定で、収録曲がそれぞれ少しずつ違います。それぞれの国で好きな選曲でつくっていこうと。それをひっさげて、来年2月、ワンマンライブをおこないます。東京では、2月23日……」
客席から「21日!」と訂正の声が。
M「僕も変だと思ってました。2月21日、日本橋三井ホールで行います。先行予約が、本日お配りしたチラシの裏に書いてありますので、この会場に来た方はそちらで申し込んでいただければと思います。それでは、最後に、皆さんに、愛を届けたい、この曲を……」
会場から失笑が。
T「普通のこといってるのに、笑われる。普通、ファンの人、愛を届けたいで笑わんよ。俺、そういうことあんまりいわないけど」
M「言わない徳さん」
T「絶対いわない。皆さんに愛を届けてあげて、生きて下さい」
M「(さだまさしの歌を引用して)さださんにそういう歌があるんですけど、みんな僕のせいです。最後にKissという曲を」
T「さださんの曲じゃないですよ」


1)Kiss


M「最後にもう一度、メンバー紹介をしたいと思います。On Keyboard、トミタユズル! On Base、コンノミツヒロ! On Drums、シラネヨシタカ! On Guitar、徳岡慶也! On Guitar、三浦拓也! みんなでDEPAPEPEでした。どうもありがとうございました!」


以上。


退場時、徳岡さんがケーブルにつまづいて転びかけてました。珍しいですね。