世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

祖母が買ってくれたおひな様があるんです。


去年は私が腕を骨折して、家族全員、それどころでなかったので、おひな様を出すことができませんでした。
二年も天袋にしまいっぱなしにしていたら、カビがはえてしまいます。もしくは虫にくわれます。
しかし、今年もまだ、私自身も、部屋の状況も、おひな様を飾れるような状態ではありません。


というわけで、風の弱い、天気のいい日曜日を選んで、家族総出で、ベランダで虫干ししました……。
(棚はだしそびれました。重いから。でもまあサビはするまい)


小物を包んでいたビニールがしっけていたり、ガラスケースの高砂が曇っていたり(どこから湿気が? 気温差?)、ドキドキしながら出しましたが、カビと虫食いはなんとか大丈夫そう。天袋の入り口に樟脳のオイルを垂らして気休めにしていたのですが、なんとかなったの、かな……。


段ボールももうせんも干して、天袋も掃除機をかけて、人形と小物は新しいティッシュとビニールでくるみなおして、防虫剤をいれて、しまいなおしましたが。


年齢的にも、家の中のスペース的にも、体力的にも、今後、飾る場所があるのかどうか。


これに限らず、いろんなものを、少しずつ片付けていかなければな、と思いました。


そのうちっていってたら、どんどん年をとっていっちゃうんだもんな。


まだ残ってる、庭の手入れも、しなきゃいけないし……。


雨の季節が来る前に、どれか、懸案事項を解決していきたいです。