テキレボEX2で頒布する本、その3。 - 世界の果てで、呟いてみるひとり。

3月21日まで、テキレボEX2というオンライン通販イベントに参加しております。

頒布物の数が多いので、何日かにわけて作品紹介中です。

今回、新刊がBLでないのにBLジャンル（洞爺湖03）におります。

で、既刊BLを二日にわけて紹介します。

本日は美少年興信所シリーズです。

twitter.comてこ入れのために、今回のテキレボのウェブアンソロにも番外編を書き下ろしていまして、未発表の作品もあるのですが、実は、2005年末からずっと書いている息の長いシリーズです。近年いただいた感想などはこちらにまとめてあります。

現在の既刊を発表順に紹介します。

親に捨てられ、大人の欲望に弄ばれそうになっていた巧駿介を救ったのは、大学生で興信所助手の吉屋鷹臣だった。駿介は鷹臣にひかれていくが、実は鷹臣にはつらい過去があり――。

という紹介文どおりの内容ですが、四話構成で二人の気持ちが通じ合うところまでを書いております。BLミステリですが、比較的読みやすいと思います。

知恵蔵の事務所で、ようやく穏やかな生活を送れるようになった駿介と鷹臣。

彼らの前に立ちはだかった新たな敵は、長らく不在にしていた興信所所長、満潮音純だった――。

満潮音さんの面目躍如の一冊です。「相棒」の片山雛子じゃありませんが、彼がなんか一言発すると、人が死んだりします……怖い怖い。

彼に負けずに新たな人生を切り開こうとする、若い二人の活躍をご覧下さい。

子ども達が巣立ち、所長と副所長の二人だけになってしまった満潮音興信所。そこに持ち込まれる事件とは……。

感想まとめの最初をご覧いただけるとわかると思うんですが、某アンソロに満潮音さんが登場するスピンオフ「カインの神様」というのを書いたんですね。それが割と好評だったので、美中年興信所シリーズが始まってしまいました。聖書ネタをモチーフに、満潮音さんと知恵蔵叔父さんが活躍します。

この本はミステリ要素はいっさいなし、満潮音さんと知恵蔵叔父さんがひたすらイチャイチャするだけのスピンオフです。

だいぶいちゃついてくれるようになったので、この後、ホームズネタのシリーズを書き始める始末です（瀕死の探偵、最後の挨拶、犯人は二人、透明な依頼人など←最後の作品は現時点で未公開です）。

作品の裏話なども収録しておりますので、シリーズをまとめ買いの際には一緒に読んでいただけると嬉しいです。