世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

脊髄反射で物を言うなよ*1。


職場で冷房が故障。
風邪気味だし、風さえ吹いていればしのげる程度の暑さだったので、内心感謝してました。
「暑いのに汗かかなくなったら、人間死ぬんだよ!」な気持ち。
でも、外回りの人や窓のそばにいない人は暑いに決まっているので、さすがにそれは口には出さず。


しかしやはりボンヤリしていたらしく、「○さんと××さん、辞めちゃうらしいよ」という噂話に「○さんと××さんだったら辞めてもいいです。△△△さんだったら困るけど」と反射的に口走ってしまったのです。さすがに引かれましたよ……ナニサマじゃおまえ。そんなこと言えるほど仕事できんのかよ、とすぐ思い返した訳ですが、言ってしまった台詞はひっこめようもないね。
いや、仕事ができるからその人を好きになるかというと、久生十蘭えがくところの小松(「ハムレット」)とか、山川花世(「蝶の絵」)とか、チャーミングさん(「雪の山小屋」in『キャラコさん』)みたいな、基本的な生活能力に欠けているディレッタントが大好きだったりなんかしてね。もちろん「うわー、仕事してよッ!」な人相手には怒る訳ですが。思ったことそのまま言っちゃう単細胞だからね。


そんな訳で、実務能力の高くない私ですが、どうでもいい割に面倒くさいことを人にやってもらうコツだけは知っています。「あなたのやってること、私は見てますよ」というメッセージを、常に目に見える形で送り続けることです。それでもやってもらえない場合、「私もこれだけのことをやってますから、あなたもよろしく!」と時々いい添えることです。
って単におしつけがましいだけのようですが、真面目な人に「へえ、頑張ってたんですね。全然見てませんでした!」というメッセージを送るぐらい、やる気をくじくことはないのであり。普通の人だって「あー、ほっとくとナリハラはうるせえからな」と思えばやってくれるものさ。


しかし本当に暑いですね。
夜中だってのに、洗って2時間もたってないジーンズがすでに乾いているようないないような。