世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

「妖怪大戦争」みてきました。


家に戻ってから仮眠とって、地元の映画館でレイトショーで見てきました。
保護者同伴でも子どもの入れない時間帯。田舎町なので結構途中が怖いんですが。観客もあまり多くは入ってなかった。日曜の夜だからね。しかもまた雨に降られるし。


知っている人の感想を見る限り「バカ映画」「夏休み映画」といいつつ誉めてらっしゃるので、どんな馬鹿馬鹿しい映画なんだろう、と思ってでかけたんですが。


もんのすごくスタンダードな少年の成長物*1でした。
むろんそれ以外の基本的な諸要素も丁寧におさえてて、確かにこれ海外に輸出しても、ぜんぜん問題なしだ。
角川映画としても問題なし。
三池崇史は最近ウルトラマン撮ってるそうですが、「ああ、なるほど」と思った次第。
水木しげるのラストの一言「戦争はいかん。腹がへるだけだ」が重い重い。
あの人に言われちゃあなあ。
あと、やっぱりすねこすりが可愛かったです。うん。


ところで映画が終わったあと、パンフレットを買って帰ろうとしたら、映画館のロビーで子どもがウロウロしてたんですよ。そこにも入れない時間のはずなのに。売り場のお兄さんに「子どもがいますけど、いいんですか?」ときいたら「えっ、お断りしてるはずですけど」と言われ「あそこにいますよ?」と言ったら目を剥いてました。


これがホントの怪談話*2

*1:私の大学での専門は「児童文学、および子どもを扱う文学において、大人への境界線をこえる際に共通する要素は何か」でした。そういう講義やゼミがあった訳です。

*2:映画の前売りを買うお母さんを待っていたと思われ。近くに遊戯施設もあるので、そこで遊んでいたのかもしれません。