世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

だからギター二本で勝負してるところ、やってよ!


http://d.hatena.ne.jp/ko-hey/20050924にて

ちゃんと聞いたことなかったんだけど
そこまでギター上手くないのね

ミュージックフェアでの様子がコメントされてますが。


そのとおりだよ。
「REVOLUTION」はともかく*1、なにあの「START」!
自分たちの演奏部分をキーボードにばしばし譲っちゃって、簡単なパートの繰り返しだけ。
あれじゃ、そう言われてもしかたないじゃんよ。
彼らがアコギ初心者である以前の問題だ。


DEPAPEPEよ、いったい君らは何処へゆく……。


私の通っていた高校には、軽音楽部がありましたが、エレキギターは学校祭以外では禁止でした。町中の学校で、すぐ裏手まで一般家庭が迫っているので、しょっちゅう大音量を出してはいけない、と言われていたのです。
だから二ヶ月にいっぺんの発表会の時は、電気の音が欲しい学生はギターにピックアップをつけてアンプにつないでた。私は主に60年代の簡単なポップスをやっていたので、アコギで充分だったんですが、「いかにアコギでエレキっぽい感じにするか?」という工夫と楽しさを間近で見ていた訳です。だからDEPAPEPEのやってることには親近感を覚えるし面白いと思うし、お互いを行き来するメロディーの滑らかさで、自分たちのテクニックを誇示することも忘れない若さも、いいな、と思う訳なんです。
だから「ギター二本でここまで出来るんだ!」という姿勢を、崩して欲しくない。ギターの楽しさに目覚めてついてくる子たちのためにも、見守っている熟練のファンのためにも。


ちょっと古い記事ですが、こんなのを発見したばかりなんで。


http://www.asahi.com/kansai/syun/OSK200508030030.html


いつまでも変わらないでいて欲しい、とは言わないんだけどさ……うん。

*1:もう一曲、「MY CHERIE A'MOUR」も伴奏してましたけどね。