世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

インディーズだって最初は気づかなかったぐらいさ。


50の質問でも書いてますが、最初に生DEPAPEPEを見たのは、池袋のタワレコのインストアイベントでした(というかお店の前だったんだけどね)。
一番前で(パンツスーツ姿だったのにしゃがんで)見ていた。
手かざしの時の囁き声が、ぎりぎり聞こえないぐらいの近い距離で。


だけど演奏が終わって、CDを買ってくれた人にサインします、の列ができた時。
そこに「透明な壁」があった。
半歩先は別世界、という雰囲気が。
その距離感に「あ、やっぱりプロだ」と思ったものです。
三浦さんは今よりもっとぎこちなかったし、たぶん物凄く緊張してたと思うんだけど(LIVE-yなんかでもしょっちゅう「緊張する」「胃が痛い」ってやってたもんな)、それでもちゃんと「立って」た。
もちろん二人ともフレンドリーで、徳岡さんなんか求めなくても握手してくれたりする訳ですが(某インストアの時、迷わず三浦さんに話しかけてパッと手を突きだしたため、「僕もしましょう」と言われた)、そういうことじゃなくてさ。


「ひとかどの人物」になる人には、やっぱり何かあるんだと思う。
むろん、場数踏んで洗練されてきてて、というのはあるでしょう。
研鑽と努力の結果に違いない。


そう、なんだけどね。