世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

ものかきばとん


虚影庵さま@虚影庵電子寮から「Writer Baton」が回ってきました。以下、回答です。


1:得意な話のジャンルは?


得意ではないですが、推理小説周辺と、♀♀小説&♂♂小説(これは二次創作中心)を書いています。じゃっかんカタイです。メインターゲットは女性です。


2:尊敬する物書きさんは?(差し支えなければ、お名前もどうぞ)


秘密です。好きと尊敬は違いますし、関心のある作家さんについては評論のページ他、何度もとりあげていますので、重複をさける意味でも。


3:普段、作品へのインスピレーションはどんなところから受ける?


他人との会話(や創作)、ずっとつけている自分のアイデア帳。
日常生活でアンテナをはりめぐらせていれば、「この感覚を書きたい」「この謎を解きたい」と自然になるものじゃないんでしょうか? むしろこれって「自転車に乗っている時、お風呂に入っている時などに浮かびます」という回答の方が正しいのかな?


4:ひとつの作品に充てる時間は?


小説の場合、だいたい一日十枚がベストスピードなのですが*1、直しの時間も必要なので、十枚なら二、三日、数十枚単位の短編なら一週間、百枚を超える場合は二週間〜一ヶ月欲しいです。間に合わない時は一日で百枚の時もあります。
上は、構想時間を含みません。常に数本同時進行で考えてますし、思いついてから時間がたたないうちに書きはじめると、キャラクターにふくらみが出ないので(最低限、名前をつけてから一日はおかないと書き出せないです。反対に、育てたものが勝手にしゃべり出すようになれば、もう書けたも同然な訳ですが)。


5:作品を書く際の必需品・道具は?


必需品:メモ用紙と筆記用具と資料。かつては魔をおろすために(トランス状態を人工的につくりだすために)繰り返し同じ音楽をかけたり、愛読書を脇に置いたりしていましたが、最近はやっていません。つまり、必需品ではないのでしょう。
道具:パソコン(「メモ帳」と「一太郎7」使用。かつてはノートに下書きしたものから起こしたりもしていましたが、現在は準備ができ次第、基本のレイアウトに直接打ち込んで行きます。ただし旧作の修正時は、調子を整えるために、最初から入力しなおしたりすることもあります)


6:回す5人は?


ご希望の方はポッキーをどうぞ*2

*1:たとえば講談社文庫所収「お母さん」は、四十枚の初稿を四日で書いています。いったん書き出してしまえば、平日・休日は関係ないです。

*2:19日、斉木恵佳様@TEA PA.別館鋼が受け取ってくださいました。