世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

私は米ソの冷戦構造をニュースでみながら育ってきた世代で


核戦争の恐怖を繰り返しきかされ、ビキニ環礁の核実験でマグロ船が……という話を繰り返され、テレビの中では、ギャグアニメの中でもドクロマークをしたキノコ雲(原爆の雲ですね)が繰り返し描写されて、物心ついた頃から放射能は怖いよ、とたたき込まれてきたクチなので、「今のチェルノブイリでは美しい植物が咲き乱れているよ」といわれても「ラジウムで巨大化したりしてるんですよね?」と反射的に思ったりしてしまうわけです(子どものころに、南洋一郎の『三十棺桶島』を読んでいて、さわると火傷してしまうが、うまく使えば美しい花園をつくることもできる神の石=ラジウムというすり込まれもしているのです)。


もう、自分の人生残り少ないから、ちょっとぐらいアレしても大丈夫よ、と割り切れるほどのトシもとってないですしね。
中途半端な世代なのでしょう(親も戦争そのものというより、戦後の困窮を知ってる世代で)。


今の時期の停電はがまんします、はやめに事態が安定しますように。
被災者や被害者がこれいじょう増えませんように。