世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

わりと基本的なことを書いている本をお答えします。


『ミステリを書く!10のステップ』野崎六助東京創元社



ちょっと(というか、だいぶ)古いんですけれどもね。
クーンツの『ベストセラー小説の書き方』の紹介から始まる、わかりやすい創作の本です。実際の創作講座からおこされた本で、ミステリに限らず、ベースは他の創作にも使えると思います。いや、オリジナルの創作をある程度の年数をかけて書いている人は、半分ぐらいはすでに実践ずみではないかとも思います。が、クーンツのハウツー本(これもめちゃくちゃ古い本なので、今さら紹介するのも気がひけるわけですが)とあわせて読むと、「どう書いたらいいのかな?」な初心者でも書けると思いますよ。また、「誰でもある程度書けるようになるなんて教え、意味がないよ」という人こそ、読んでみたらいいと思います(基本を押さえてからいう台詞ですからね)。