世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

決まっていることを毎日コツコツやる方が楽


物の置き場をちょっと変えられたりすると、もうどこにあるかわからなくなってしまうぐらい、ボンヤリです。
機械的に身体動かしてるなー、今の仕事、ちょっと心がこもってなかったな、などと思う日もあるのですが、「どこじゃどこじゃ」とパニックになったら、心こめるどころじゃないですよね?


その昔、家を建て替えた時、祖父は自分の書斎を、以前の家と寸分違わぬ部屋にしました。
採光の方向・机の配置・本棚の配置、その他もろもろの配置。
それは長い仕事の間に祖父が考え抜いて決めた、ベスト配置だったのです。誰よりも早く新しい家に馴染んで、いつものペースで生活していました。
「トシヨリは変化に弱いなんて嘘だわ、私の方がよっぽどダメだわ」と思ったものです。
だって自分の部屋を改装するとしたら、今のまんまの配置じゃ、まったくダメなんです(いろいろ片づけないとどうしようもない)。
ああ、前提からしてダメってどういうこと……。