世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

斉藤充博さんの施術をうけてきました。


「ふしぎ指圧」
http://fushigishiatsu.com/


斉藤さんは、ウェブライターとして、ストレッチの記事や美容の記事や趣味の話、デイリーポータルZの面白記事などを書いてます。
私が斉藤さんの顔を認識したのは、「みんなのごはん」というサイトの「マッサージ師が精肉を揉んだら美味くなるのか?」という、ARuFaさんという方のネタ記事の写真でした。その後、別の記事を読んでいた時、斉藤さん自身もライターさんであることに気付いて、それから意識してウェブの記事や指圧の記事を読むようになったのでした。
(ちなみに、この肉の記事を読んで斉藤さんを知ってやってきたという人は、26日だけで、二人もいたそうです。http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/1887


「ふしぎ指圧」をやっているところは、エスク下北沢という治療院で、ここで鍼治療の施術をしている先生がいらして、そちらがお休みの日に、斉藤さんが使っているようです。うまくシェアしているのですね。(鍼の先生の記事はコレ http://portal.nifty.com/kiji/141022165447_1.htm


今回の私の、懸案事項としては。


1)左腕が痛くて後ろに回らないので、なんとかしたい。
2)腰のゆがみを感じる。右腰に痛みがあるが左足もつるので、たぶん負担がかかっている。
3)右腕も筋肉痛なので、そこもなんとかしたい。
4)頭痛とかはないけれど、歯列矯正中なのもあって、全体的に重だるい。


ずいぶんありますね。


午前中、中野に所用があり、切り絵展などみてからご飯をすませて、さらに休憩を入れてからきたのですが、
時間より早めについてしまったので、下北沢の雑貨屋さんをすこし冷やかします。
若者の街だけど、小物ぐらいなら……と思って。
ライブハウスの街でもあるので、ギターしょった女の子とかいて、いいなーと思います(自分もしょえばいいじゃん)。
しかし暑いので、外を歩いているとそれだけで体力を消耗します。


予約の7分前ぐらいに階段をあがっていって、そっとドアを押すと、「なりはらさんですか、どうぞ」と中から声がかかります。
「少し早いですけど、いいですか?」
「これぐらいなら全然。どうぞ、靴を脱いでお入りください」


まず、施術をうけるために着替えをします。ジーンズだと、足を伸ばすことができないと書いてあったので、先日、ネット通販で買った、あやしげなインド綿のパンツに履き替えます。持参しない場合は貸してくれるそうですが、それでは悪いので……。
脱いだ物はかごに片付けます。着替えている間、斉藤さんが足湯を用意してくれるので、それに足をいれて、カルテを記入します。この足湯は、たぶん、リラックスさせるため、血行をよくするため、足を綺麗にするためなのかな、と思います(指圧の際に直に触るので)。
首を動かしてください、といわれたのですが、なぜか、思ったほど回りません。
足を拭いて、ベッドに横になると、施術開始です。


「全身やりますからね。楽にしていてくださいね。くすぐったかったり、痛かったりしたら、教えてください」


右の足指から順番に指圧され、伸ばされていきます。
ふくらはぎが思ったよりむくんでいて、自分でも「あれっ」と思っていたのですが、足も、けっこう、疲れてます。押されると、すごくよくわかる……。次に左足。それから右腕、左腕。首、背中(肩甲骨のあたり)も、かなり凝ってます。


左腕の一番痛いところは、施術で完全に伸びた感じがしません。後ろへ倒せる角度はやや改善されましたが、完全ではないです。一回では限界があるのかも(注:お医者さんいわく、マッサージでなんとかなる状態ではなかったようです。地道なストレッチと筋トレが必要)。「今日は、ここまでですね……うつぶせになってください」といわれ、うつぶせでも施術。
顔は、特に、こちらからしてくださいとお願いしなかったんですが、ゆがみがあったのか、両方の頬も押されました。(奥歯のかみ合わせがよくなったのか、後で口が閉じるようになりました)


施術をうけながら、私、身体じゅうガタガタだな、と思いました。
斉藤さん、時にベッドそのものを動かしたり、身体の向きを変えたり、けっこうダイナミックです。


ひととおりの施術が終わって所定の時間になったので、着替えをして、お会計。
似顔絵(無料の簡易バージョン)をお願いして、さっとメモ用紙に描いてもらって終了です。日付も入ってました。


施術が終わった後、下北沢の駅で電車を待っていたら、ただ立っているだけなのに、下半身が細かく震えています。力が入ってない感じ?
時間がたつにつれて、だんだん身体が整ってきた感じがしています。
今晩寝て、明日おきたら、どうなってるかな……ふしぎに軽くなってるかな?


斉藤さんの印象ですが。


1)思っていたより声が高い(あれでデスメタルとか歌えるのかな?)
2)やっぱり自画像の漫画に似ていない(むしろ、昔の記事に出てきた、妹さんに似ているかも)
3)若い男の人なのでやっぱり力は強い(かかりつけの整骨院の先生も、整形外科の療法士の先生も女性だったので)


写真を撮らせてもらおうかと思っていたのですが、デジカメのメモリーカードがちょうどいっぱいだったのと、早めに帰りたかったので、そのまま帰路につきました。


ちなみに、26日の、ご本人のツイッター

斎藤充博 @3216


いまだに「アルファさんの肉を揉む記事を読んできました」って人いる。おれが客だったら肉を揉んでいる治療院はとりあえず避けたいと思うけど、ふしぎ


それは、ネタで一回だけ揉まされたのであって、斉藤さんが「俺が揉みたいです」って言い出した記事ではないからですよ……。斉藤さんから持ち込んだネタですって書いてあったら、それは、読者、ドン引きです。


肉の記事がきっかけで知ったとしても、斉藤さんご本人の指圧やマッサージの記事は、読んでいて「道理だなあ」と思うことが多いので(以前も二回ぐらい引用させてもらいましたが)、だからお客さんが来るんだと思います。
以前、地元でも指圧をうけたことありますが、知らない先生なので、やっぱりちょっと怖かったですからね。
「楽にしてください」「深呼吸してください」っていわれて、本当に身体の力が抜けないと、効果も半減する気がしますし。ある程度「こういう人なのかな」ってイメージがあった方が、うける方は楽です。


というわけで、相変わらず、牛(生きてる牛)とか、ネタで揉まされたりしてるみたいですけど、そういう仕事でも、まじめに続けていると斉藤ファンが増えると思うので、ライターと指圧はどっちが本業とかでなく、しばらく同時進行なのが正解だと思います。はい。



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