「絢爛舞踏祭」DVD3巻、月曜日の午前中にはもう到着。
早っ。早すぎるっ。
さっそく梱包を破いたんですが、んもー・ジャケットのキュベルネスが可愛いっ!
ポーズ決めてニッコリ微笑んじゃってんの。公式サイトで見た時からあのジャケ絵はカッコイイなーと心ひかれておったんですが、本物はもっといいです。ナニこの可愛らしさ。これでメシ三杯食えってか! キュベファンは迷わず買いですよ。もう逢坂くんったら本当に刹那大好きっ子なんだからー!*1
職場で残業中も「キュベが見たい(から帰りたい)」と呟く始末でして、家に帰ってからさっそく収録の三本(内二話がキュベルネス登場)を流したんですが。
ききしにまさる求愛ぶりでした。
依頼されてエノラ探しをしてるはずなのに、いきなりグラムのところにタタッとかけつけてきて、他の海賊から守っちゃうし。例のペンダントは最初から目にしてるはずなのに、グラムにばっかり意識集中させててなかなか気付かないし。アンナ主席に「夜明けの船の新入りの情報を教えろ」と迫って、グラム写真みせてもらってニンマリするし。前からいくつかキュベの迷文句を書いてきましたが、ここらへんって、グラムに対する台詞のほとんどが求愛台詞じゃないですか! おまえら最初からバカップルか。
ワタクシ的極めつけはこれでした。
「最初に会った時から気になっていた」
人これを「一目惚れ」といいます。
それなのにね、「じれったいわねー、そんな手順ふみまくってないで強引に奪っちゃいなさいよ!」と言いたくなっちゃうぐらい紳士ですキュベ。丁寧に口説いてます。常に余裕をもって撤退しちゃうのは、追っかけるのが楽しいからでしょう?な勢いです。キュベの海賊ナンバー「004」って、この火星で4番目の海賊ってんじゃないだろ。003までは永久欠番でしょ。それぐらい強い(鉄の扉を壊して剥がすことができるぐらい重い義手つけてんのに、甲板に飛び降りて転がってもそのままのスピードで走り出すぐらい身軽だとかね)のに、ナニとぼけた兄ちゃん一人にてこずってんの?
でもキュベも、最初からとっぴょうしもない面白キャラじゃなかったんだね。有能さを強調するためか、登場の回あたりは、物憂い感じというか比較的普通の気障男なんですが……でも潜水服の上からトレードマークのバンダナまいてたりするし(しかも頭の上に着替え用スーツをくくりつけて、流氷の海を泳いできたらしい)、やっぱりお茶目さんか。ハハハハハハー!
あとやっぱり、この話の主人公はエノラ・タフトだと思いました。ものすごく生き生きしてるし。ベスなんか出てない回の方が多いぐらいだもんな。でも、キュベの好み的にはベスのほうが「アリ」なんだよ。でもベスよりキュベは、グラムが好き。そしてグラムには貞操観念などありませんから(たぶん)ホラ……って本物の方が凄すぎてまだ妄想できない。できないよー!
落ち着いたらまた見なおしてみたいと思います。台詞チェックしなおさないと。
絢爛って、物語の構造自体はガタガタのスカスカなんだけど、続けて見てみると伏線ちゃんとはってあるし、主要な人間同士の関係は描いているんだよね。だからイントロの「前回までのザ・マーズ・デイブレイクは」があんな変則的な形(実際の前回までのあらすじでなく、その回の関係者が出てきた場面をダイジェスト)でOKなんだよな……そういう意味では面白いのかもしれないと思います(誉め言葉ですよ)。
*1:キャラクターデザイナーの逢坂浩司氏が、サイキックフォース2012の画集の表紙に刹那を一番大きく描いたのは事実ですので。とにかくキュベルネスはいつ見ても刹那以外の何者でもありません。未だに「声が酒井さんだったらな」と思う瞬間あり。