世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

「巌窟王」第十九話


伯爵はのんびりチェス。前回刺された心臓は大丈夫なんですか。フランツは復讐に邪魔なコマなのでついでに倒しただけなんですか? だったらあの場でアルベールもさくっと刺しときゃよかったじゃん。それが本来的な決闘相手なんだもの、かまわないでしょ?
なんというか、フランツ無駄死にの気配濃厚?(これで、伯爵もアルベールに復讐されるべきものにはなったけど=フランツの仇として)
アルベールの反省のためだけに死んだんだったら、やっぱりなー。


フランツの遺書が非公開なのはともかくとして、ユージェニーがこないだ受け取った謎のメッセージはなんだか明かされないしさ。なによりダングラール氏が、エドモンに何をしたために復讐されようとしているのか、全然でてきてないんですけれども。プリンスのいまわしい事件とか、若ヴィルフォールとか、匂わされただけででてきてない事件のもろもろが、あと5話でおさまるのだろうか。カドルッスがフェルナンにお金せびったあたりで、ある程度出しちゃってもよかったのではという気がしてきた。うーん。やりての銀行家のわりにはのんびりしすぎなダングラールですが、伯爵もそれに輪をかけて動きがのろいよー。


カヴァルカンティ、怪演復活。最後までこの調子でもりあげてってください。ユージェニーを襲う場面はちょっとびっくりしましたよ。そんな笑い方ができるとは。


そういえば、『虎よ!虎よ!』、ざっと読んでみたんですけど。
学生時代に読んだという記憶は誤りでなかったようです。女の人と牢獄から脱走するシーンはうっすら覚えていた。
しかしこれをそのままアニメにするよりは、巌窟王の方が楽ではないかとは私も思う。ガリー・フォイルの復讐の動機ってかなり嫌ーな話だし。
エデがオペラ座に着てったあの透明なドレスの描写も出てきまして、「こういうディテールを映像化するのは楽しいだろうな」と思った。アニメならでは、な表現が可能というか。


まだ外に出られる体調でないので、妹に予約しておいた巌窟サントラ買ってきてもらいました。
が、まだぜんぜん聴けてない……。
歌詞カードみて、OPが二番から流れているのはわかりましたよ。「せつないあせ〜♪」じゃなくて、「今宵私は歌おう〜♪」だったんですね。


ほぼ3日間寝込んでいたので、「己の存在意義ってなんだったっけか」などとつまらないことを、ぼわーと考えはじめています。まず風邪をスッキリなおして仕事いって、パソコン戻ってきたらサクッと課題と原稿の続きだよ……寝言は寝て言え。