世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

あれは「魔女っ子メグちゃん」だ。


怒濤の10日連続出撃(ただし含む24耐コミケ)だったので、ちょっと休みたい気持ちに。
で、デモンベインのおまけについていた、本編紹介アニメ(DVD)をみてみることにしました。ゲームより先にみてもいいように、ぎりぎりネタバレにならない範囲でつくられている、24分間物。


ってなんだよー!
ロボット物なのに、ロボットに搭乗するシーンがカットされてやんの!
いきなりデモンベイン操縦してんじゃねー!
ネタばれだろうがなんだろうが、そここそが一番時間とって見せなきゃいけないとこだろうが!
九郎ちゃんがピカって、明神タケル*1ぶりっこするだけじゃだめだよ!
っていうか九郎ってキューティーハニーと呼んでもいいかもしれないけどね。空中元素固定装置も真っ青だよ、あの変身。


まだ三人ヒロインのうち、一人ぶんのシナリオしか見てないので、断言したくはないのですが。
デモンベインって、魔女っ子メグだと思った。
魔界の女王様が、新しい女王候補を選んで戦わせて、ふさわしい方を自分の後継者にするというアレです。九郎がメグ。で、マスターテリオンがノンだ*2。そいでもって、今回は九郎の方がおいしそうなんで、女王様が彼にちょっと肩入れして、という話なんだな、と。九郎本人が女王になりたい訳じゃないのが、違うだけで。


いや、なんでそう思ったかというと、ロボット物にしては、ロボットが強くないんですわ。
私、デモンベインが倒された時、あー、これからロボットの強化がはかられるんだなと思って見てたんですが。
強くなっていくのは、むしろ九郎本人で。
あと、ブラックロッジ(命名:テリオンファンクラブ)幹部達も、ロボはさして強くないというか、あんまり戦闘シーンが印象に残らないんだ。むしろ九郎との魔法合戦が後半戦のメインでもって。
だからロボット物っていうより、魔法物にしか見えなくて。
それはそれで面白いけどさ。


そんな訳で、アニメ化しない方が良いと思いました。
やだよ、魔女っ子メグちゃんなロボットアニメ……。

*1:六神合体ゴッドマーズ」の主人公。彼の搭乗シーンに後光がさしていたことをさしています。ってかそんなのバンクでいいんだよ、ありものでいいんだよ。ロボットアニメにおいて、操縦者の搭乗場面は、水戸黄門の印籠、遠山の金さんの桜吹雪に等しく、省略してはいけないのです。

*2:という設定をきいて反射的に「アンジェリーク」を連想する人もいるかと。ちなみに「魔女っ子メグちゃん」のオンエアは74年〜だそうで……ってもう30年以上前の話かよ、オイ!