世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

別の部屋に布団をもってって寝ることも非日常?


気分を切り替えたくて、仮眠をとる時は空いている六畳間へ布団をひっぱっていくんですが、割とぐっすり眠れるような*1。道路に近い部屋なので多少うるさかったりはするのですが。「旅に出て三日間ぐっすりと眠りたい」病がこの程度のことでなおってしまうのなら、それはそれでいいや。


注文しておいた、スザンヌ・ヴェガの詞華集「the passionate eye」が届いたのでパラパラめくってみます。歌はついメロディつきで読んだりしますが、詩としてみても平易かつ奥行きのある英語で、ちょっと視線を走らせるだけでも和みます。彼女が子供時代に書いた詩や、インタビュー、散文、小説等も入っているので、面白そうなところをつまみ読みがいいかもしれない。前書きにあるように、それこそ枕の下に入れておいていい本です。スザンヌ・ヴェガは都会の孤独を描く人といわれていますが、別に都会に住んでいない私にもとてもよくわかる感情の数々が、そこにある。


旧作の改稿をしつつ、新作の構想を練っているんですが、自分の中でキャラクターを育てていくのは楽しい作業だなあ、とあらためて思うこの頃です。自分の趣味がもろに出ます。書けるものと趣味とはまた別なんですが(私は男性は何より「面白いこと」が一番重要だと思っていますが、指さして笑えるような面白男を一度は書いてみたいもんです)。物事の動きというのは、人と人との力関係で変わってくる訳で、キャラ造形って創作の柱として、とても重要な要素な訳で。


話はすっかりとびますが、GLAYの某氏がDEPAPEPEを大プッシュしているという噂ですね。もしかしてXつながり?*2と思わなくもないのですが、たぶんGLAYの5人目になるよりも、B'z松本に「すごいね、一緒にやりたいね」と言われる方が徳岡さんは嬉しいと思うのですが、如何なもんですかいのう。
三浦さんはどっちかというと洋楽系の人なので*3、たとえばJ&Bが「一緒にセッションしよう」言ったらそれこそ「フーッ!」って息きらして頑張ると思うけれども、あとは別にどうでもよさそうだなと思ったりもします(勝手なイメージですみません)。そして、弾きたいメロを徳岡さんに押さえられながら「バッキングは僕が相手を支えているようで好き*4」とインタビューで臆面もなく答える、可憐な三浦さんの明日はどっちだ(答:明日はミュージックステーションです)。

*1:単に部屋がせせこましくなっていて身体がのばせないという話も。一応、親のより十数センチ長めの布団に寝てるんですが……って単に、小さい頃は寝つきはよかったけど、寝相が悪かったというだけのことの名残りのような気も?

*2:徳岡さんがギターを弾き出した頃、そういう音楽をコピーする時代だったということです。ってか徳岡さんですら私より一回り下なんだよな。ああオレいつの間にそんなに年とっちゃったんだ!

*3:去年の夏にsakusakuに二度目に出た時、「マイケルシェンカーのギターが欲しい」と言った時は、「おおっ、なんちゅー立派なギター少年!」と思ったものです。いや普通、今の二十歳そこそこの子から出てくる台詞じゃないだろ。

*4:DEPAPEPEの演奏を一度でも見たことがある人は気づくと思いますが、二人はメロディ担当とバッキング担当を曲の途中で何度もチェンジします。しかもメロディを演奏する人間がかわっても一瞬も音はとぎれないし、たとえライブ中に停電になろうともテンポが乱れたりしない。つまり、彼らの力量は目で見てわかるのです。ギター経験のない妹でさえ、こないだの野音の「Sky! Sky! Sky!」でどこでメロディが切り替わったかわかった、と言ってましたし、妹の視線で彼女がそれを「わかった」ということが私にもわかったぐらいです。