世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

sakusaku屋根の上、二日目


ヴィン「さあそういったわけで、“革パン☆騎士”と“タイツライダー”でーす!」
PV流れて。
ヴィン「今日はですね、デパちゃんあの、先週VTRで一瞬前振りがあったんですが、DEPAPEPEが尊敬してやまないという、“JとB”さんとコラボライブをした、ということでございまして。なんか一見ね……あの先週はまだ、演奏シーンが一切出てきてなかったんですよ、そこで後編に続くだったんですよ。だからJとBさんというのはパッと見、プロレスラーみたいなイメージが」
笑って、浅野さんの前回の手ぶりを真似する三浦さん。
徳岡「神戸の人じゃないんですけど、東京のアーティストで、関東の人らで、JとBっちゅーのは。たまたま前やってたCHICKEN GEORGEって神戸のライブハウスなんですけど、そこでバイトしてた時にJとBを見てDEPAPEPE始めたんですよ。それが、こんど一緒にライブできることなって、っていうんで、この前のこれやったと(三浦さんと同様、浅野さんの構えのポーズをとる)」


J&B&D&Pのライブの模様が、VTRでちょっと流れます。
(左下に「JとBの浅野祥之氏は2007年4月20日 肺炎により逝去されました」のテロップが)
向かって左から、梶原さん、三浦さん、徳岡さん、浅野さんの順番に並んでいます。それを見ながらみんなでコメント。


ヴィン「両サイドがJとBさん」
徳岡「そうですね、真ん中が」
三浦「僕らで」
優ちゃん「すごい」
ヴィン「ホテルカリフォルニアみたいな感じになってる」
徳岡「ほんまにそうですね」
ヴィン「JとBさんは、元々こういうインスト物をギターを二本でやってた?」
徳岡「JとBはインストやってて、じゃかじゃか演奏してるんですけど、JとBというお二人はトップレベルのスタジオミュージシャンで、もう今まで参加した曲は何千曲。日本のポップスで、名前を知らない人でも、ギターの音はぜったい聴いてます」
三浦「これ、JとBの、Jの梶原順さんという人がソロを弾いてます」
徳岡「たぶん、僕が、一番好きなギタリストの方で」
ヴィン「よくわかんないけどすごいね。なんかね、ものすごいね。津軽三味線みたいな感じになってる。べんべんべんべん」
優ちゃん「いろんな音がね。音色がすごい、かわるんですね」
ヴィン「あ。革パン☆騎士が、対抗して」
三浦「なんか僕だけ、全然違いますよね」
ヴィン「へえ」


曲とともに、VTR終了。


ヴィン「ともかくすごいんですよね。……バーン、みたいな」
徳岡「もうね、すごいし、人柄もすばらしいし、もう、ゆうことないすよね。いうことない。もう、僕らほんと“死んでもいい”ぐらいの気持ちで」
三浦「徳岡さん“死にたい”っていってましたよ、ずっと。“ここで終わってしまえばいい”って」
徳岡「あの日で僕もう、よかったです」
三浦「ハハハハハ、でもそれぐらいほんと、嬉しかったんですよね」
徳岡「なんか、いい意味でも、ちょっと真面目なこといったら、原点にちゃんと帰れた日で。でしたね。なんかほんとにその、“ああ、この人たちみてほんまに僕らはじめたんや”っていう……(三浦さんを見て腕を軽く叩く)なんかいい空気になって」
ヴィン「ちょっと訂正してよ。これ音楽番組じゃないよ、お笑い番組なんだからさ」
三浦「お笑い番組(笑)。それぐらいDEPAPEPE、JとB大好きやってことが、徳岡さんの口から出たんで、すごいよかったなと」
ヴィン「いい話ですねえ。そうですか」
徳岡「僕らからしたら、弾けないことないんちゃうかって思うんすよ」
ヴィン「はあ。見てみたいな」
徳岡「でも、その梶原順さんからしたら、“僕はパット・メセニーみたいには弾けないし”とか」
ヴィン「パット・メセニー? プロレスラーですか?」
徳岡「違います」
三浦「ハハハハ」
ヴィン「全員プロレスラーなのかと思って」
徳岡「僕らからしたらなんでも弾ける」
ヴィン「すさまじい外人、もっと上がいるんですか、外人」
徳岡「もっと上がいるっていうんすけど、僕らからしたら、もう、“JとB”がトップですね」
ヴィン「じゃあその、なんか、ポット? ポット・メセニー?」
徳岡「パット・メセニー
ヴィン「パット・メセニーって外人の人はじゃあその、さっきの梶原さんの憧れの人なんですか?」
徳岡「梶原さんは好きっていってました」
ヴィン「なんかさ、あれだね、野球のメジャーリーグみたいなもん感じだね。もう上には上がいるんだ」
徳岡「なんか、そうなんすかね。でももう、その域にいったらわかんないですけどね。すごいし、かっこいいし」
ヴィン「ベーブ・ルースみたいな感じ、もしかして?」
徳岡「かもしれ……ベーブ・ルースに会ったことないからわかんないんですが」
ヴィン「野球でいうとね。日本の野球でいうとミスターみたいな感じなんじゃない?」
徳岡「そうかもしれないですね」
ヴィン「梶原さん、ミスターでさ、ブッチャーさんがその、王ちゃん。王貞治。ONですよ。JとBみたいな」
徳岡「そんな感じそんな感じ」
ヴィン「憧れの人。全盛期はね、王監督はほんと球がとまってみえたんだって」
優ちゃん「え、はやすぎて?」
ヴィン「ギター弾く人もそうかもしれないけど、スポーツの人も絶好調だと球がとまってみえるんだって、それを軽くぽーんて打ったらホームランになんだってさ」
徳岡「たぶんね、一瞬の集中力なんすよね」
ヴィン「だから、脳内の視覚とかそういうものが、ぐあーっときてるから、F1の選手が三百キロで走ってても、あれは見えるんだよ、文字が。あと何周とかピットインとかぱっと見えるわけでしょ。三百キロだよ、新幹線より速いんだよ? それで見えるんだよ? おれは“熱海”ってみるのだって大変なのに。あれ結構通過するとき見るとき、F1の気分をね。もし俺が将来ホンダとかに呼ばれるかもわかんないじゃない。三河安城三河安城三河安城三河安城、よしっ、はー、みたいな……今日はこのへんでよろしいでしょうか。また明日もよろしくお願いします」


以上。


えーと、黒幕さんの世代だったら、パット・メセニーは押さえなんじゃないのか、という気がしないでもないんですが。
そして徳岡さんの世代だと、王長嶋時代を知らないと思うんですけど。


ところで今頃、「オンガクのDNA」を見逃したことに気付きましたよ。
三曲って、なにやったんだろう?