世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

「ship」をつけることで抽象名詞が「手腕」「職務」等を意味する名詞に。


28日、日比谷野外大音楽堂で行われた「春の野音ワンマンライブ 『FRIEND SHIP〜輝く瞬間〜』、行ってきました*1


ちょっと新宿に寄る用事があったので、野音の前に情報誌を求めて、「TSUTAYA」「新星堂」「TOWER RECORDS」をハシゴ(←この迷走ぶり。なんたる方向音痴)。しかしタワレコで「TOWER」っていう情報誌はみかけなかったけどなあ。店員さんが「BOUNCE」というのをくれましたが、これ、DEPAPEPE載ってる?
新星堂では情報誌のバックナンバーだけでなく、お姉さんがDEPAPEPEポラ場所まで案内してくれました。ここでも好感接客。いいね、新星堂


で、霞ヶ関の駅を降りたのはもう四時近く。雨は本格的に降っており、「こんなじゃ今日はリハーサルは、早めに終わらせてるよな。もうきけないな」と絶望的な気分で出口の階段をのぼっていくと、ギターの音が。
「風」「Sky! Sky! Sky!」「La tanta」「START」「ラハイナ」「星の数だけ願いは届く」「真夜中の怪盗」「桜風」「さざなみ」「夕焼けサイクリング」「JAC(K) IN THE BOX」……そんなわけで、結構きけました。
面白かったのが、三浦さんが「桜風」のコーラス部分を「雨あがれ〜♪ 雨あがれ〜♪ ララララ ララララ ララ〜♪」と歌っていたこと。外の女の子たちがそれにあわせてコーラスして、かけあいになってました。この願いが通じたのか、雨は入場時にはやんで、最後まで本降りになることはありませんでした。きっと天国の浅野さんが、三浦さんの声をきいてくれたんですよ、ええ。


物販は、タオル、Tシャツ二種(白と青)、ピック、傘。Tシャツは「青い方が可愛いな」と思って買ったら、アンコール時の三浦さんもやっぱり青い方でちょっと満足。傘はもっていたので買いませんでした(荷物が増えすぎる)。タオルとピックは完売したらしいですね。
入場時、中途半端な時間に並んだせいか、お兄さんが配っていた企画物の紙(アンコールのかけ声表?)をもらいそびれました。けど、三浦画伯が表紙を描いたところの「Di:GA」と、三浦さんが日記で事前予告していたメガホンはもちろんゲット。席で組み立てます。
「あの雨の中を、どうやってリハーサルしてたんだろう?」と思ってたら、機材が濡れないように、それぞれ小型の透明なビニールテントで覆っていた模様。雨がやんだので開演二十分ぐらい前にはテントがはずされ、床もモップで拭かれて。もう演奏中は床も機材も、ほとんど乾いてました。三浦さんはどしゃ降り用のMCも考えていたらしいですが、やんでホントによかったです。


イントロはいつもどおりJ&B。
登場時の三浦さんは革ジャン(裏地は赤)に白のTシャツ、パンツ灰色っぽく見えましたが革パンではなさそうでした。バッシュは白っぽく見えました。徳岡さんは、半袖の黒いTシャツにジーンズ、ベージュの靴。ペンダントも下げてました(アンコールの白いシャツの時の方が目立ってましたが)。
ギターは二人ともチューナーつき。三浦さんは焦げ茶のKORGの、徳岡さんが白いやつ。三浦さんのギターはヤマハのDinosaur Specialでした。恐竜のインレイ、ギリギリ視認できるかという距離でしたが、ご本人もそういっていたので、間違いないです(あと徳岡さん、魚のインレイなら問題ないのでは?)。


で、今回のセットリストですが。


いきなりバンドスタイルで三曲。


1)ラハイナ
2)夕焼けサイクリング
3)真夜中の怪盗


ここから二人に戻って。


4)START
5)La tanta
6)ありがとう
7)激情メランコリック
8)JAC(K) IN THE BOX
9)風


ここからまたバンド編成。


10)桜風(コーラスは二部構成にあらず)
11)さざなみ(三浦さんのカモメ声いり)
12)DUNK
13)FLOW(立って「チャ、チャ、チャ」でダンス)
14)T.M.G(with 三浦応援団長。第二ボタンのプレゼントと「うん、フレンドシップ!」)
15)SUMMER PARADE(コーラス+メガホン振り。三浦さんの要求はいつもハイレベルだなあ)


encore


16)星の数だけ願いは届く
17)Sky! Sky! Sky!(もしかしてソロパート、チェンジしてました?)


バックバンドは恒例のメンバー、つまりベースは「紺ちゃん」、パーカスは「ラムジーさん」と「トムさん」、キーボードは「慎ちゃん」。
ラムジーさんはシンバルまで素手でひっぱたいてましたね。なんであんな音が出せるのでしょうか。三浦さんはカールトンに負けてなかったし、慎ちゃんはパット・メセニー・グループに負けてなかったですよ(誉めすぎ?)
アンコールの二曲は、なんとなく追悼曲に思われ、ちょっとホロリとしてました。


それにしても寒かった。
徳岡さん、よく途中まで半袖でいましたね。
そりゃ震える。くしゃみもするわけです。
だけどね、私も散々ツッコミいれといてなんですが、徳岡さんの「大航海なだけに大後悔」はいってほしくなかったです(笑)。
その親父ギャグが寒い。


ところでアンコール時のかけ声、「三浦、アンコール、徳岡、カムバック、DEPAPEPE、最高!」でよかったでしたっけ?


トーク部分については、また明日にでも書きます。
でも、三浦さんの「シップは船」と徳岡さんの「ヨモギダさん」のインパクトが強すぎて、他のことをすべて忘れてしまっているような気も。

*1:かがやく「とき」だと思ってたんだけど、「しゅんかん」って読まれてましたね。アナウンスのお姉さんが、「せっかく傘を売ってますが会場内でささないでください、帰り道ではご自由にお使い下さい」って何度も念を押していたのが笑えました。アナウンス台本、どうなってんだ?