世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

デパペペのインストde委員会


北海道編・第三回。
三浦さんはそのまま、ハンチングに革ジャンスタイル。室内では指輪もはっきり見えました。
徳岡さんは帽子なしの黒づくめでしたが、室内では前をあけていて、中に細い横縞(レインボー柄)のシャツを着て、指輪のペンダントをさげているのが見えたりしています。
(今回、もう一人、女性がでてくるのですが、所属部署とお名前がいまひとつ聞こえません。間違っていると思います、ごめんなさい)


札幌大通り。
三浦「北海道は、すげえすね」
指なし手袋の徳岡さんが、かためた雪のひとかけらを三浦さんの口元に近づけます。それを三浦さん、ひとくち食べて。
三浦「うまいっす。格別ですね、北海道の雪は、ほんとに。この札幌の、やっぱりいま一番熱いもの。ホットスポットをですね、やっぱり、調べていきたいと」
徳岡「そうですね。僕ら札幌に来ても、ホットスポットいかないです。僕ら知らないじゃないですか、地元の人じゃないんで。なので、今日はご紹介したい人が」
三浦「花○さんです」
ソニーグループの紙袋を下げた女性「よろしくお願いします、FM××××の花○と申します。丸山という場所があるんですけど、そちらの方のカフェの方へ」
徳岡「カフェ? (怪訝そう)カフェ」
三浦「いま北海道は、カフェが熱いんですか?」
花○「えへへ、そうですね、いろんな、あらゆるところにたくさんのカフェが」
徳岡「カフェ。北海道で、雪じゃなくてカフェ(判然としない顔)」
三浦「(微妙な笑顔)カフェですか」


場面転換。
「BEER RESTAURANT SAKURA MOON」という、シックな木造のカフェへ入る三人。


三浦「おすすめはやっぱり。どこにもない、ここだけのドリンクちゅう中にあるものと思うんですけどね。じゃあ」
パワードリンク、とかかれたスペシャルメニューを見ている三浦さん。
花○「ポモドーロトマトがおいしい」
三浦「ポモドーロトマトがおいしい。ポモドーロってなんでしょうか」
花○「えへへ」
徳岡「ポモドーロの? じゃあ僕、コーラ」
三浦「ええーっ! えーっ!(抗議の声)」
徳岡「じゃあ、櫻フローズンミルクにします」
三浦「一応冷たいですからね」
徳岡「そうですね」


注文したものが運ばれてきます。
徳岡「寒くて。すごいすね……ブランケットかけて」(焦げ茶のブランケットを膝にかけて)
三浦「寒いところでね、アイスクリーム食ったりすると美味しいですからね」
徳岡「(ストローで吸って)あ。(スプーンですくって口にいれて)桜餅の味」
三浦「桜餅の味。ふうん」
徳岡「桜の味。桜。ん(うなずいて)、ん(おいしいらしい)」
三浦「いやもう。じゃあ僕はちょっとパワードリンクちょっとのんでみますね。ああ。これはおいしい。えとね、ヨーグルトベースなんですけど、中にオレンジやったりこの柑橘系の味がね、微妙な酸味がこの、ヨーグルトのその、かためず滑らかにですね……」
徳岡「まともなことをいってそうで、全然的外れなね」
三浦「異常やない、ぜんぜんおいしいです。いいですね、お洒落なカフェでお洒落な飲み物って。優雅な午後のひとときでね。花○さん、ここ来られたことは」
花○「実は来たことが、ないです」
三浦「なかったんですか」
徳岡「出身地、どこでしたっけ?」
花○「青森県です」
三浦「最初の紹介の時、北海道の人って紹介されたんですよね?」
徳岡「全然関係なかった。北海道の人じゃなかった。青森の人」
三浦「結果オーライっすよ」
徳岡「ここ紹介してもらえてよかったですよ」
三浦「結果オーライです」
徳岡「よかったよかった」


以上。


三浦さん。地面におちた雪は、北海道でもきれいでないので、食べないで!
しかも田舎ならともかく、札幌のど真ん中ですよ?
ってか、なぜ徳岡さん手づから食べさせる?
なぜ三浦さんもためらわず食べる?
しかしハート型にかためた雪をもつ徳岡さんの、白い指が動くさまが、なんとなくセクシーでして(目が腐ってる)


そしてポモドーロって、トマトそのもののはずなんですが、柑橘系の酸味って?