世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

sakusaku、屋根の上2日目

DEPAPEPE
(デパペペ)

ヴィン「さ、そういったわけでございまして、今週は、デパペペの二人を迎えてお送りしておりますー」
三浦「よろしくお願いしまーす」
三原勇希「よろしくおねがいします」
徳岡「お願いします」

 三浦拓也 徳岡慶也
(DEPAPEPE) (DEPAPEPE)


ヴィン「さあ、あのー、番組のコーナー、インストde委員会で」
三人「はい」
ヴィン「私の誕生を記念しまして」
三原「はい」うなずく三浦さん。
ヴィン「えー。そば打ち機をなるものをね、購入して」
徳岡「はい、はい」
ヴィン「なおかつ、ね、私へのプレゼントとみせかけて自分で封を切る」
三浦「いやいや、プレゼントですよ、あれ。試しとかないと、使えるかどうか」
ヴィン「それはじゃあ、あの、新品でください。新品でね」
三原「そうですよね。けっこう衝撃映像でしたよ」
ヴィン「あのー、しかも、へらがバキバキゆってたでしょう」
三浦「ハハハ(手を打つ)」
三原「ね、ちょっとフタが逆やったりとかね」
ヴィン「そうそうそうそう。だからあの、今日はですね、その完結編を、えっと、みながら。まあなんかでも、そうはいったって、なんかね、いい話があるんですよ、たぶん」
三浦「もちろんもちろん」
ヴィン「ね。ちょっとみてみましょうか。おソバの最終回を。はい」


VTR開始(画面外というのは、VTRをみながらつけているコメントです)。


生地を練るそば打ち機械が、ぎゅー、と嫌な音をたてています。
徳岡「おお」
三浦「え。バキっていいましたよ(フタをとろうとする二人)」
徳岡「バキって。かげんてものがあるやろ、人のプレゼントやから」
三浦「あれ?」


画面外・三原「そこはわかってるんですね」
画面外・ヴィン「ほんとだよ」

くくり
そば生地を3〜4分よく練る


三浦「(徳岡さんに粉をかけてもらって、こねながら)でしょでしょ、もうできますよこれ」


三浦さんが、茶こしのようなもので粉をかけます。徳岡さんが練ります。


三浦「粉がいっぱいある中で練ってるかんじが、すごい、ソバやさんぽいです」
徳岡「ああ、やろ?」
三浦「逆にこの行程がいいんじゃないですか」
徳岡「ちょっとまって。いやあの(粉)かけすぎ」
三浦「ああ。ソバがどんどん薄くなってるんでね」
徳岡「すいとんみたいに。結局」
三浦「うふふふはは」


画面外・三浦「楽しかったですよ、つくってる時」


三浦「(生地を)均等に、のばして、幅が7センチのものをつくる」
二人、生地を平らにしています。

のし
十分に打ち粉をし、生地をのばす


画面外・徳岡「ソバを自分でうつって難しいですね」


機械に通して、のしていきます。
三浦「すごいきれいになってる」


画面外・ヴィン「こんなのついてるんだ」
画面外・三浦「すばらしいですよ、この機械」
画面外・ヴィン「へえ」
画面外・徳岡「全部」


きれいにのせた生地をみながら。
徳岡「素晴らしいですね。これ成功でしょう」
三浦「すごいすごい」
徳岡「ほら」
三浦「でも、細いのにした方がいいんじゃないですか」


画面外・ヴィン「これは、うすーくしようとしたんだね」


再度機械に通すと、今度は、生地に皺とたるみが出てしまいます。


徳岡「あーあ。めっちゃ成功やったのに」
三浦「ははははは」


機械本体に、打ち粉をふってみる徳岡さん。
徳岡「こんなもんやろ。本体、本体」


画面外・徳岡「なんていうんですか、滑るようにする。これ命です」
画面外・ヴィン「はいはいはい、なるほどね」


もう一度、機械に生地をとおしてみる徳岡さん。


徳岡「ああああー」
三浦「ハハハハハ」
徳岡「ああー。ほらほらほらほら。やっぱり」
三浦「あー、すごいすごいすごい」


画面外・三原「おー、粉がいるんですね」
画面外・徳岡「粉が、やっぱり」


三浦「すごいすごい」
徳岡「これでもう一回ぐらいいく」
三浦「(悲鳴にちかい声)や、やめといた方がいいんじゃないですか……」


生地をもう一度機械に通してみます。


徳岡「ほら、きれい」
三浦「素晴らしい素晴らしい」
徳岡「いや、でもでも」
三浦「ああ素晴らしい素晴らしい素晴らしい」
徳岡「素晴らしい」
三浦「ああ、きれいきれいきれい」
徳岡「ああ素晴らしい、きれい」
三浦「そっとそっと」
徳岡「置いて置いて。ここにここに、うん」


画面外・三原「何回いうんですか」


のばした生地を二人がかりで、まな板の上に広げて置きます。
徳岡「もうこれ、触ったらあかんで」
三浦「でけたー」


画面外・三浦「ながっ」


再度機械に通すと、パスタマシンのように、ソバが切れてでてきます。
三浦「おお」


画面外・ヴィン「切るのもやってくれんの。ええ」
画面外・徳岡「ぜんぶやってくれるんですよ」
画面外・徳岡「ええ。ただ、ね、ただ、これがね、見てもらったらわかりますけど」
画面外・ヴィン「でもなんだこれ。胞子?」


ハンドルを回す三浦さん。機械を押さえる徳岡さん。
なぜかソバが均等に切れてきません。


三浦「ふふふはは」
徳岡「おまえ、どっかでこれ、詰まっとんちゃうか」
三浦「うははは(忍び笑いに)」
徳岡「ほんまに」


くっついて、そばがきみたいになってます。


徳岡「(機械からちぎり取って)わー、うへ。これソバ?」


画面外・ヴィン「でもこれ、意外に食えるかもわかんないね」
画面外・三浦「そうですよね、そうですよね」


徳岡「おまえ絶対、これ食えよ。これマイタケみたいになってる」
三浦「ふふふふふ」


画面外・ヴィン「すげえすげえ」


結局、生地を畳んで、包丁で切っています。


三浦「ああ、だから難しい。すべてが、わかりました。水加減や、やっぱり」


大鍋で、切ったそばを茹でます。


三浦「もうできあがることです」
徳岡「もうすぐ」


ゆであがったソバがざるに盛られ、刻んだ海苔がちらされています。


徳岡「もうあの、途中でどうなるかなと」
三浦「最後の最後に落とし穴が」
徳岡「ソバはなんとかいってたんですけどね。やっぱりソバ作りは、難しいですね。でも、おいしそう」
三浦「でも、ソバですもんね、これは。僕、だって」
徳岡「一個気がかりなのは、これがプレゼントってことだけがね、やっぱりね」
徳岡さんに指さされた機械は、すっかり粉だらけ、真っ白です。


ちょこにいれたツユにひたして、できたソバを一口食べてみて。
徳岡「いただきます」
三浦「はあー(ため息)」
徳岡「(三浦さんをちらりと見て髪をかきあげる)お互いに、第一印象いってみ。いっせーの、せ」
二人「(同時に悲しげに)かたい」


笑う二人。


画面外・ヴィン「なるほどね。太いから」
画面外・徳岡「太いし、まあやっぱ水の量っていうのが、素人にはちょっと難しい」
画面外・ヴィン「そうかそうか。もうちょっと水分をね、ん」


二口目を食べられず、二人、もう一度笑いだして、VTR終了。


ヴィン「なるほどなるほど。いや、ちょっと待て。なんなの、この救いのない話。ちょっと。え、あの、遺跡と化したあの、ソバつくり機」
三浦「ソバつくり機」
ヴィン「ええ」
三原「ただ、めちゃくちゃ楽しそうでしたけどね」
三浦「ぜひ、それを受け取ってもらおうと、今日もってきたんですよ」


赤い包装紙で包まれたソバ打ち機を差し出す三浦さん。


ヴィン「っていうか、いらない」
三浦「いやいやいや」
徳岡「これはほんまに一回しか開けてないすよ(指を立てて)」
三浦「そう。一回しか開けてない」
ヴィン「あたりまえですよ、そんなの。みりゃわかるよそんなこと」

DEPAPEPEZEPP TOUR 2009 「Do!」”
6月7日(日)ZEPP Nagoya  6月13日(土)ZEPP Sapporo
6月20日(土)ZEPP Fukuoka  7月4日(土)ZEPP Osaka
ツアーファイナル 7月15日(水)ZEPP Tokyo
詳細は■www.sonymusic.co.jp/Music/Info/depapepe/


以上。
そりゃまあ、黒幕さんでなくても、普通いらないっていうわー(笑)
なんだよ、この企画。
私でも「いらん」いいますよ(笑)