前日の韓国フェスの公演から、とんぼがえりのDEPAPEPEの二人。
吹き抜け大階段、地下一階の踊り場での演奏です。
セッティングは一時間ぐらい前から行われていたようですが、今回はリハーサル演奏はなし(期待して早めにいったので、ちょっと残念)。
村井マネージャーが、水やタオルの用意(と片付けも。水もタオルも5月のランドマークと同じ。白地に赤いDEPAPEPEの文字の入った野音タオル)、バミったりセットリストをはったりとこまめに動いてました。一回黒い上着をきてましたが、あとはグレーの半袖シャツ姿で、かなーり地味目に(お洒落会場だから?)。
パーカスの前田卓次さんは、早めに到着して、セッティングに協力。ウィンドチャイムのスタンドに、いろいろと楽器をつるして、椅子はリズムボックス、小型のシンバルセットをおいて、左足に鈴を填めてました。「START」の時の煽り手拍子など、いつもどおりの大活躍でしたが、ライブの最後の最後で三浦さんが「前田=写楽=卓次!」と紹介するまで、サポートに徹しきってました。
吹き抜けのせいか、周囲が石畳のせいか、PAさんが優秀なのか、音響はかなりよかったです。
徳岡さん、いつもはいれない和音を、メインフレーズに重ねたりしてましたね。
ただ、マイクが遠い感じで、三浦さんが何をしゃべってるのか聞き取れないこと、多々。
*二人の服装
三浦さん、すそにゆるくパーマをかけて肩までたらした髪、黄色い帯(紐?ライン?)の入った黒いつばつき帽子。胸に赤系のチェックの切り替えが入った、ベージュの長袖シャツ(下になにを着ているかは見えませんでした)。下はジーンズ、茶色の革靴。左ポケットから携帯電話のストラップをはみださせて。右手薬指にいつもの指輪。
徳岡さん、夏らしくスッキリ整えた茶髪、帽子無し、RUDE GALLERY MADE IN MUSICの文字を白抜きにした黒の半袖Tシャツ(http://www.rude-gallery.com/top.html)の上に、いつもの指輪のペンダントをさげて。裾を微妙に折りあげたスキニータイプのジーンズ、黒い靴下、黒い革靴。
ギターは二人ともカッタウェイ。三浦さんはYAMAHAの恐竜スペシャルに黒のストラップ(首にかけてましたが、最後までスタンディングの曲はありませんでした)。徳岡さんは、K.Countryにチューナーつき。
*セットリスト
15:00からの回
「FLOW」MC1
「Over the Sea」MC2
「星の数だけ願いは届く」MC3
「START(三浦さんの指示無しでみんな手振り、「ありがとう!」という三浦さん)」
17:00からの回
「(J&BのSmiling風イントロから)Sky! Sky! Sky!」MC4
「きっとまたいつか(音の調整のために、指弾きしてピックを口にくわえたり、ふたたびピック弾きに戻したりする徳岡さん)」MC5
「ONE」MC6
「START(一回目に同じ)」
ライブ前の、てかざし・ごっつんこ、はなし。
ただ初回、地下二階の階段からあがってきた二人が、途中で腕を組む仲良しパフォーマンスあり。
前田さんは遠慮して階段途中からそっと席についてましたね。
向かい合って演奏をはじめる二人。
「FLOW」の途中で、なぜか徳岡さんが上を指さすパフォーマンスあり。あれはなんだったんでしょう?
MC1
三浦「皆さん、はいドーモ、DEPAPEPEです、よろしくお願いします!」
徳岡「デパペペ、こんなお洒落なところでやれるなんてね。ここまで来ましたね」
お客さんから「お帰り!」の声が。
徳岡「(苦笑)昨日、韓国でライブしてきました」
三浦「昨日韓国でライブしてきて、エネルギーもらってきました、テンションめちゃくちゃあがってるので、ここで出していきたいと思います。……では、次は海にちなんだ曲を。Over the Sea」
MC2
三浦「今日はデパペペが初めての方もいらっしゃると思うので(手をあげるお客さん)、ありがとうございます、簡単に説明したいと思います。今2曲きいてもらったように、デパペペはインストです、歌いません。歌わないのは、歌いたくはあるんですけれども、人前で歌えるほどでないというか。歌うようにギターで演奏します。インストっていっても難しいものじゃないので、気楽に聴いていってください、歌がないからと引かずに、ヒートアップしてきたら、“ホウ!”とか声出してもらっても構わないんで、(客席からさっそく「ホウ!」が) ありがとうございます。そんな感じで楽しんでいただければいいので。しゃべったので喉が渇きました、水のんでいいですか(用意されていた水を飲むと客席から「フー!」とかけ声が)そこ、声かけるとこちがいます!(苦笑) もっと長い時間しゃべっていたいんですが、時間がないのでちゃっちゃと行きます(徳岡さん苦笑)。次は星にちなんだ曲です。星の数だけ願いは届く」
MC3
三浦「歌詞がないぶん、自分の気持ちをのせてもらって、あてはめてもらって、自分だけの聴き方をしてもらったらいいと思います。……告知があります。今年の夏、日比谷の野音大音楽堂で、ワンマンライブをやります。今年は夏祭りみたいな感じで、いろいろ企画も考えてますので、楽しんでもらえると思います。これが終わったあと、物販でサイン会やりますので、そちらもよろしくお願いします。今日は第二部もあるのでね、違う曲やりますので」
徳岡「僕、お客さんが、背中しか見えてないんじゃないかと」
三浦「僕はちらちら見てますよ、上とか、あっちとか」
徳岡「見えるんかな。こっち、むこう」
三浦さんと外側を向き、背中合わせスタイルになります(ただし演奏中、徳岡さんは三浦さんをチラチラ振り返っていました)。
三浦「では、第一部ラスト、ぼくたちの最初のアルバムの曲、START」
第一部終了後、帽子をとって頭をさげる三浦さん、きれいにお辞儀する徳岡さん。
そして物販で30分ほどサイン会して、退出する二人。
ステージは、一回目は片側に寄っていましたが(表参道通り反対側)、今回は階段中央に。
ただ、徳岡さんは椅子の位置がおかしかったらしく、せまくるしそうにやっていると思ったら、ついに2曲目で足を組み、その後、マイクと椅子の位置を修正していました。
MC4
三浦「ハイどーも、二回目です。一曲目はちょっとうるさい曲だったんで、次は静かな曲を。きっとまたいつか」
三浦「これは静かな曲ですけども、盛り上がってきたら手拍子とかしてもらっていいですからね。さて、僕たちはいま曲作りをしてます。今回、新曲をやります(徳岡さんに向かって)。ONE」
徳岡さんが、上に手をあげます。
三浦「あ、勝手にすすめるなって?」
徳岡「そうじゃなくて。僕じゃなくて、みなさんにゆってください。僕に、ONEってタイトルをいわれても」
三浦「ああすみません。One for all, all for oneみたいな意味やってことをいいたいのかと」
MC6
三浦「日比谷野音大音楽堂にでます。告知です。8月の22日に、日比谷野音大音楽堂でワンマンライブやります。夏祭りって感じで面白いことやります。今まで5月にやってたのを夏にやるので、今回、6回目で、デビュー五周年のライブになります、よろしくお願いします。あと、CD、僕からみて下の左側のところですか、物販あります、サイン会やりますので、よろしくお願いします。……もうちょっとしゃべりたいですけど、時間がないのでこれで」
客席から「えー!」の声。
三浦「なんか、微妙な、エー!ですね(苦笑) 最後の曲、START」
そして演奏終了後に前田さんを紹介、「DEPAPEPEでした、ありがとうございました!」と挨拶したあと、一度目と同じくお辞儀、サイン会、という流れでした。
サイン会が終了したのは15分後ぐらいだったでしょうか?
以上、簡単ですが、ご報告でした。
拍手ありがとうございました。
ほんとにね……そうなんですよね……。