世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

「快傑ズバット」見終えました。


最終話↓
http://live.nicovideo.jp/gate/lv209356367


昭和50年の特撮です。
変身物の一種ですが、むしろ刑事物、復讐物です。
リアルタイムで見てたら、絶対に途中下車してたと思います。
これ、普通の子どもは、ついていけないですよ。
けっこうメチャクチャです。
大人だけじゃなくて、子どもバンバン殺されるし。
メインの脚本家である長坂秀佳が書いている回ですら、設定にブレがある。
無意味な爆破カットがあったり、必要なはずのシーンもカットされまくりだったりで「ワープ?」って首をかしげるしかない回も。
映画「犬神家の一族」のパロディーの回が、一番まともだったかもしれないです。
全体的にひどい。
ゲストは豪華ですし、女優さんや子役もきれいな人が多いので、かえって無残。
飛鳥五郎早川健と東条進吾の三角関係のもつれかと思って見ていたら、最後は千葉真一の弟がもってっちゃったw
いろんな意味で、ひどいです。


これがなんで見られるかというと、ひとえに、宮内洋が主人公だからです。
当時、すでに30歳になっているわけですが、なんのてらいもない。
まだまだイケメンです。
殺陣もめちゃくちゃキレがいい。
しかし、妙な女言葉を使ったり、気障なポーズをとったり……あんなの普通の役者がやったら、目も当てられませんよ。
宮内洋だから通用するのです。
友人の復讐なら何をしても許されるという、つまり道理がひっこむw


おもしろいか、おもしろくないか、という話をすれば、ちゃんと見る人にとっては、「おもしろい」でしょう。
このノリに、ついていけるか、いけないか、という話です。


ニコニコ動画の一気放映でみてたわけですが、「身体がバラバラになる」というコメントが時々流れる。これは早川健が着ているズバットスーツが未完成で、制限時間を過ぎると、着ている人間がバラバラになるという設定なので流れるコメントなわけですが、正直、一話みるだけで疲れる。ほんとに疲れます。


というわけで、バラバラになったので、今日はこれで、おやすみなさい。